IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男
IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男

カンボジアの伝統染織

カンボジアの「絹織物の現況」調査は、著名なアンコ-ルワットと共に伝統文化の復興に取り組む、カンボジアのユネスコ(国連教育科学文化機関)からの委託により1995年の1月から5月にかけ、実施した。

この調査で私は8っの県の36以上の村を訪ね歩いた。当時、戦乱の続いたカンボジアでは、織物についての情報も少なく、地図さえも当初は手に入らなかった。プノンペンの市場で布を売る店のおばさんに、「この布は何処から来たの」とたずねるところから始まった。織物をする辺境の村に着いて、インタビュ-の後には、「この道の先に織物をやっている村まだあるかな」とたずね、船やオ-トバイを乗り継ぎ、村々を歩いてきた。

1. 戦乱の傷跡 2. カンボジアの歴史と風土 3. カンボジアの伝統染織 4. 織物産地 5. 生糸と草木染め

参考文献
1、石井米雄・桜井由躬雄「東南アジア世界の形成」講談社、1985
2、周達観(和田久徳訳注)「真臘風土記」平凡社、1989
3、森本喜久男「カンボジアに於ける絹織物の製造と市場の現況」ユネスコ・カンボジア、1995

written by Morimoto,Kikuo

更新日時 : 1996年03月04日 09:30

前後の記事:<< 職能集団としてのチャム | 戦乱の傷跡 >>
関連記事
ゴールデン シルク(2007年03月25日)
カンボジアとタイ(2003年02月08日)
織物産地(1996年03月04日)
カンボジアの伝統染織(1996年03月04日)
カンボジアの歴史と風土(1996年03月04日)
戦乱の傷跡(1996年03月04日)
ベトナムに残るクメールの織物 - 8.職能集団としてのチャム (1995年05月16日)
ベトナムに残るクメールの織物 - 7.メコン河を行き来する人々 (1995年05月16日)
布の匂い(2000年11月30日)
メコンにまかせ Vol.006(2001年02月09日)