2001年6月アーカイブ

つい先日、久しぶりにバイクでシアムリアップからプノンペンまでの道を走ってきた。

増える訪問者

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最近、研究所を訪れる人が増えてきた。ほとんどは、口コミ。うれしいことである。

平和になったカンボジア、アンコールのあるシエムリアプはそのなかでも、訪れる人が徐々に増加してきている。地元の旅行会社の人たちの読みでは、来年は倍増するそうだ。静かなたたずまいと落ち着きを持つ、古都とも呼べるシエムリアプの町が、観光の町で栄えることは、地元の人たちの就職の機会が増えるといういみでは良いことといえる。しかし、観光産業によって町があらされることもありうる、そんなこれからの変化をそばで見ていきたいとおもっている。

アンコールの遺跡は、ただの遺跡ではないことを、この町に住みはじめ、感じるようになってきた。それは、遺跡の周りに残る巨大な樹木がそれを語っている。寺院と生い茂る樹木。過去の遺跡としてではなく、いきた精神のよりどころとして、カンボジアの人たちが守りつづけてきた場所なのである。世界の各地にのこる遺跡の数々は、過去の遺物としてそこにあるだけである。この違いを、シエムリアプに住みながら、あらためて教えられた。

そんな、クメールの精神世界に支えられたアンコールの遺跡群と、観光産業。これはこれでおもしろい組み合わせである。

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