太平洋を越えてしまった森本より(4)
こんかいわたしのアメリカ行きのきっかけを作ってくれた人は、このワシントン大学の東南アジア研究センターに所属する研究者である。彼女はラオスのモン族の両親を持つ女性でいまはアメリカに暮らす。数年前にバンコックで催された東南アジアのテキスタイルのセミナーで最初に出会っていた。
そして、研究所のホームページも読んでくれていた。そして、シエムリアップの研究所を訪ねてきたアメリカの布の研究者などからも研究所の活動の現状の話しを聞いて評価してくれていたらしい。TSAのシンポジュームでは東南アジアの責任者でもあったから、一年ほど前にわたしに声をかけてくれた。
いつも、思うのだけれども、人の縁、すべてがそんなことで動いている。織物の話をする時も、やはり基本は人であり、その心、それが大切だと思っている。
いまじつは、ワシントン続きで、成田のワシントンホテルに泊まってこれを書いている。のん気で、シアトルを出てくる日が6日。だから、成田での乗り換えも6日のバンコック行きを取っていた。あはは、である。日付変更線を超えてくることを忘れていたから、ほんとうは成田に着いたのは7日。そんなわけで、成田に一泊、翌日の朝便でバンコック、そしてシエムリアップに戻る。こんかいは、アメリカにほんとうに御のぼりさん感覚で、歩いていた、いろんなものが新鮮で、面白かった。また、そんな話は次のメイルニュースででも書ければいいな。ということで。
森本喜久男
成田のワシントンにて
2002年10月7日
更新日時 : 2002年10月 7日 16:34
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