シエムリアップで再会したおばあたち (2003/01/03)
研究所がカンボジアで最初に取り組んだ仕事が、黄金の生糸による養蚕の村での再開であった。95年7月、そのとき協力してくれた村人が今日シエムリアップに来てくれた。
総勢22人。430キロの道のりを、13時間かけて。シエムリアップの研究所にはタケオの村から師匠格で来てくれている、おばあたちがいる。彼女たちも、94年以来の付き合いの人も、そして96年の研究所たちあげ時からのおばあたちもいる。
そんなおばあたちが、何年ぶりかでこのシエムリアップで再会した、平均年齢は60代半ば。みんな元気がいい、そして、カンボジアの伝統の生糸作りや、染色、絣織りの伝統を受け継いできた、おばあたちでもある。
研究所では、そんなおばあたちの知恵を経験を生かし、受け継ぎながら「伝統の森」を再生しようとしている。それは、伝統の再生、創造でもある。そのために、ここにおばあたちが集まってきてくれた、嬉しいことである、今日はそんな記念すべき日である。
更新日時 : 2003年1月 3日 10:54
前後の記事:<< ひさしぶりのオフロード | 2002年大晦日、恒例の忘年会 >>