1月のフルムーン
先日の満月の夜、研究所ではパーティーをやった。
といっても、この東南アジアのあちこちで、あるフルムーンパーティーとは少し違う、のだけれども。村から、胡弓のような楽器や太鼓を持参してもらい、そう村の楽団とでも言うのだろうか、演奏してもらい、聞きながら、研究所のみんなで盆踊り大会とでも言うのだろうか、楽しくすごした。ちょうど、その日、カンポット県のタコー村から20数名の村人が遠路、はるばる、伝統の森の現場を見るために来てくれた。その歓迎もかねて、だった。現場を見た彼らは、気に入ってくれた。さっソク、開墾部隊として、男衆が10数人来てくれることになった。そして、そのあと3家族が入植のために、やってきてくれる。嬉しいことだ。養蚕の経験がある村人だから、これで伝統の森養蚕プロジェクトは動き始めたも同然。感謝。タコー村のみんなはシエムリアップが気に入ってくれた。
ちょうど、去年の1月の満月の日、研究所の現在の2軒目の新しいうちに引越し式をやり、やはりその日の夜、満月を見ながらパーティーを村の楽団といっしょに楽しんだ。
1月のフルムーン。これは研究所にとって、縁起のいい日になってきた。来年のフルムーンは何があるのかな。今から、楽しみだ。
更新日時 : 2003年1月23日 11:15
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