IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男
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ハネムーンシーズン

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カンボジアは乾季の真っ盛り、この時期は結婚式のシーズンでもある。町や村を歩くと、あちらこちらで結婚式に出くわす。1月の米の収穫を終えて農閑期でもある。豊穣のひと時、そんな村人の季節の催しなのだろうか。ニャムカーとクメール語で呼ぶ披露宴。訳せば、食事会とでもいえる、丸いテーブルに8人づつ。大きな結婚式だと、そんなテーブルが100組も並ぶ。地元の名士の子どもであれば、その数もすごいもの。でも、研究所の研修生の場合はささやかなもの、10テーブルぐらいが標準。身内や、友達に祝福されて幸せそう。
おもしろいのは、ご祝儀は帰りぎわに渡す。これは食事を食べてから、その味しだいで包む金額も変えられるから、合理的かもしれない。シエムリアップの研究所の研修生の結婚式などで、他の研修生が呼ばれて包む金額は、平均5ドル。わたしは、多いか少ないか微妙な所だが、一律20ドルと決めている。若い研修生が多いせいか、このところ研修生の結婚式が数組。みんなは、そのご祝儀だけでも馬鹿にならないから、頭が痛いとぼやいている。
研修生のなかには、研究所にきたころには独身。そして結婚、そしていまはお母さん。そんな研修生が何人かこどもを連れて、研修所に通って来ている。まだ結婚していない、若い研修生にとっては、自分の人生のモデル?が横に座って、子どもをあやしている、それも研究所のひとつの役割なのかな、と思っている。

更新日時 : 2003年03月16日 11:36

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