IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男
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カンボジアのお正月

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今日から3日間、カンボジアはお正月。今日のお昼の12時に天からあたらしい年のテワダー(天女)が降りてくる、と人々は信じている。そのために各家の入り口近くには、それを待ち受ける飾り物が並べられる。中心は、そのテワダーが降りてくるところ、それはバナナの幹で作られた飾り物、お線香と蝋燭、そして花が飾られている。ちょうど灯篭流しのそれのよう。そして、その周りには、花や果物が供えられる。
研究所に住む、おばあたちが昨日あたりから、その準備で忙しそう、そして、今朝は市場にそれらの飾り物を買いに行く。市場では、しっかりといつもなら一房、500リエルのバナナが今日は倍の値段がしている。しっかり便乗値上げ。それが分っていても事前には買わない。その日が来るまで待つのである。
そして、お正月の飾りでもうひとつ、特徴的なのは星の形をしてカラフルにセロハンが張られた飾り物、大きいものだと1メートルを超える。普通の家庭では、40センチほどのものが主流。これに、クリスマスの時のように電飾の飾りをつけているから、夜はまったくクリスマス気分。
村では、丁度日本の昔の歌垣のような遊びも伝わっている。男性と女性に分かれて、するいくつかのお正月の遊び(ゲーム)もある。そんなのんびりとしたお正月、そして明日はみんなでお寺に行く。

更新日時 : 2003年4月14日 12:20

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