2003年5月アーカイブ

育っていく苗木たち

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研究所ではここ一年ほど、伝統の森の準備のためにいろんな種類の苗木を準備してきた。もちろん、その中心は桑の苗木。もう、伝統の森の現場で植えられた桑の木は約2000本近くになるはず。最近新たに準備した桑の苗木も、500本を超える。とりあえず、第一段階の養蚕のための桑の苗木はほぼ確保できた。もう地下植えしてから3ヶ月は経つ最初の桑の木は、一メートルを超えて元気に育っている。早ければ、今年後半には一回目の養蚕が開始できるかもしれない。そんな話を、今日も伝統の森の現場の男衆たちと話してきた。
現場の人数が、お正月からこちら、少し増えている。正月、村から戻ってきた時に奥さんや子供をつれて来たのがいる。数ヶ月現場ですごして、安心したのだろうか家族を連れてくる気になってくれたのだから。それは、喜ばしいことである。
現場の野菜畑も、なかなか手入れが行き届いている。まず、食足りてだから。熱心である。最近は、現場に行くたびに出来立ての野菜をお土産にもらってくるようになった。今日も、長豆を沢山もらった、炒めるとなかなかおいしい。
桑の苗木が育つように、現場の男衆の気持ちもすこしずつ広がってきているように思える。彼らは、ちょうど日本の言い方でいえば、農家の次男坊三男坊。もういまの日本ではそんな言い方は無くなっているのかも知れないが、狭い畑を兄弟で分けるよりも、新しい土地を見つけて行かなくてはならない。伝統の森の現場は、そんな彼らの新しい村になる所。そんな立場にいる身ゆえか、その分夢があり、元気なのかもしれない。

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