IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男
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出会い

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さきの5月の日本行きの直接のきっかけを作っていただいたのは、新潟県の頚城でカンボジアの支援を続けてこられたグループの方々からのお誘いがあったことから始まった。研究所の伝統の森の現場には、このグループの方々からご寄付いただいた、2本の井戸が活躍している。そのお礼の気持ちもあり、訪ねさせていただいた。
久しぶりに残雪を見た。もう20年、日本を離れて冬の日本に来たことはなかったから、雪など見ないですごしていた。そんな残雪の残る、魚沼あたりから、頚城にかけての山間の自然を見ながら、あらためて日本の山々のなかにある豊かな風景を見た気がした。
お呼びいただいた、頚城のお寺の方々のその小さな谷あいのお寺でお話をさせていただいた。お出でいただいた、地元の年配の方々と話しながら、その方々がもたれている経験や知恵についてあらためて感心させられた。それはわたしたちが今カンボジアで取り組んでいる、そんな経験や知恵を学び生かすことと共通していること。そんな方々の経験を生かすことが、これからの日本のなかでも必要な時期がやってきているのではないだろうか。そんなことを、今回の新潟行きの中で考えさせていただいた。これから、カンボジアのおばあたちと頚城のおばあたちが、なにか一緒に出来ることが見つかるような気がしている。そんな出会いを持つことが出来た日々をすごさせていただいた旅だった。

更新日時 : 2003年6月12日 12:33

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