IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男
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和紙づくり

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伝統の森で和紙作りがはじまった。といっても、ほんとうに少し、試験的に作り始めたばかり。昨年の暮れ、長野県の飯田から「南信州緑の基金」のグループの方がこられて、コウゾの挿し木を20本ほど届けていただいた。早いものでもう2メートルほどの大きさに成長してきた。そして、同基金のメンバー久保田さんが研究所にボランティアで来ていただき、本格的に和紙作りははじまった。まだ、根回りの小枝を剪定しながらそれを利用しての和紙作りだから、これから。粘りを付けるための素材もいろいろ試してみることに、まだはじまったばかりのプロジェクト。でも、研究所の布のパッケージに利用したいとか、お絵描組みの絵を描く紙に、と夢だけは一人前に広がり始めている。カンボジアでは古紙を利用した紙作りがプノンペンのNGOでやられ始めたと聞く、がコウゾからの紙作りはまだこれから、カンボジアにも和紙のような手漉きの紙がつくられていたはず。でも、今ではその痕跡すらなくなっている。アンコールで売られている、拓本の紙もタイからのもの、何とかカンボジア製の紙で出来るようになればと思う。

更新日時 : 2003年9月10日 17:04

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