IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男
IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男

チモールからの訪問者

t1.jpgt2.jpg

今日は研究所に東チモールからの訪問者が。でも彼はポルトガル人。彼の両親は第二次戦争の頃からチモールに暮らしていたらしい。そして、彼のお父さんはチモールで亡くなったという。そんな彼が1999年の独立を聞き、ポルトガルからチモールに移り住んだという。
彼はチモールの伝統の織物に魅せられている。そして、その復興に取り掛かり始めた。しかし、なかなかその道は険しいようだ。そして、偶然バンコックのフランス大使館でIKTTのシエムリアップでの活動を紹介されたという。そして、ユニフェムという国連機関の事務所でもIKTTの話を聞いたようで、突然の訪問となった。
研究所のワークショップで、そして森の現場で楽しそうに働く女性たちを見ながら、彼はIKTTの活動に感激してしまったようだ。そして、わたしにチモールに一度来てくれという話まで出てきた。カンボジアと同じように、戦争の中で途絶えかけてしまった伝統の織物。その伝統の掘り起こしの仕事がまず必要だと、彼の話を聞きながら思った。いつ来れるか、と彼はわたしに迫ってきた。そんな彼の熱意に、行けないとは言えなくなってしまった。
わたしたちも、復元の仕事の中でいろんな問題にぶつかってきた、でもそんな経験を共有できればと思う。そして、自然染色の復活をチモールで何とか実現したいという。

更新日時 : 2003年9月10日 17:06

前後の記事:<< 和紙づくり | 蚕供養 >>
関連記事