年末のご挨拶
みなさま、クメール伝統織物研究所の森本喜久男です。年末の休暇に入ったためか、研究所では、ここ連日たくさんの方々の訪問を受けております。ありがとうございます。
伝統の森は、約5ヘクタールの拡張が決まりました。そこには桑畑と綿花を栽培し、あわせ新しい集落を作る予定です。この土地はシエムリアップ川に面していて河岸には、ちょうど藍畑にしてくださいというような土地もあります。これから2年くらいをかけて、少しづつ整備を進めていく予定です。また、新しい“住人”となった牛6頭に続き、もう何頭かの牛と山羊を飼う予定です。森の下草を食べてもらいながら、その糞を肥料に、ゆくゆくはバイオマスとして利用していく予定です。
この一年、さまざまなことがありました。そして多くの出会いの機会をいただきました。本当に、ありがとうございます。こうしたご縁を、来年からの活動につなげていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
来年の干支は、酉ですね。研究所のショップでスカーフやピダンなどをお求めいただいた方には、サトウヤシの葉で編んだボックスに布を入れてお渡ししていますが、そのなかに同じくサトウヤシの葉で編んだ小さな鳥が入っていたかと思います。これは雀を模したものでチャーップといいます。カンボジアでは、鳥は天と地上を結ぶ縁起のいいものと考えられています。
イラクやパレスチナなど先行きの見えない情勢に加え、新潟県中越地震そしてスマトラ沖地震と、不安な日々をお送りの方も多いかと思いますが、来年こそは、このチャーップにあやかり、すべての人にとってよい年でありますように。
今日の大晦日、研究所は午前中は大掃除、午後からは恒例のイベントである大晦日のパーティとくじ引き大会(一等賞は自転車)です。明日1日も通常どおりの運営となります。
更新日時 : 2004年12月31日 11:36



