2005年3月アーカイブ

森からの報告

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蚕が2週目に入り、元気に桑の葉を食べていた。
4月はカンボジアの夏、来月には40度に気温が上がる日が続く。その暑い時期は蚕にとっても大変なとき。以前カンポットの村で暑さのために蚕が全滅したことも。森の蚕小屋ではこの時期、蚕小屋の気温を下げるための工夫が必要になる。40度を超えるような暑さになれば、打ち水をするようなことも考えなくてはならない。
ちょうど現在の蚕が繭をつくりはじめるころがそのいちばん暑い時期になる、またしばらくは気が抜けない日が続く。

日本から戻って

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大阪でのフエアートレードフエスタにさんか、戻ってきました。
いろんなかたがたとお会いできて、忙しい旅でしたが、楽しく戻ってきました。布をお買い上げいただいた皆さん、そして手伝っていただいた皆さん、ありがとうございます、感謝。
シエムリアップに戻り、1時間後にはシンガポールからの博物館関係者の皆さんと、そして、そして、いつもの山のような難題に、また体当たりする日々が続いております。
ありがとうございました。

大阪へ

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明日の朝、シエムリアップから大阪に向けて旅立つ予定。あまり寒い時期の日本は避けていたのだが、今回大阪国際交流センターが主催される「フエアートレードフエステバル」に報告者として呼んでいただき、参加させていただくことになった。
わたしはこの20数年間、タイ、カンボジアで村の織手といつしょに仕事をする機会に恵まれた。その上で、生産者として現場で試行錯誤を繰り返してきた。そんな経験を、参加者の皆さんと共有できればと思っている。
21世紀という新しい時代の中で、もの作り、そして流通、そしてそれを使うという、基本への見直しが必要になり始めているように思う、そんなことも一緒に考えさせていただければと思っての、旅立ちである。
19、20日の予定を終えて、21日にはまたカンボジアに戻るあわただしいものだが、また多くの方々との新しい出会いがあることを楽しみにしている。

2005/03/17_____________________________________________________Vol.041

INSTITUTE FOR KHMER TRADITIONAL TEXTILES
____________________________________ http://www.esprit-libre.org/iktt/

みなさま、クメール伝統織物研究所の森本喜久男です。
2週間以上に及んだドイツのTVドキュメンタリーの取材もやっと終わりまし
た。6月上旬に、フランスとドイツで放送される予定とのことです。
「伝統の森」では、新たに取得した土地への進入路の造成が着々と進んでいま
す。「森」の周辺の村人たちにも作業協力をお願いし、綿花畑と藍畑になる予
定地の開墾を進めていたのですが、1週間ほど現場を確認していない間に、私
が指示した以上に伐採が進んでしまっていました。どうやら、畑にするための
開墾・伐採という意図が理解できず、彼らは薪を作りそれを売るための伐採と
勝手に理解していたようです。もちろん「伝統の森」の住人たちも生活に必要
な分の薪を森から採集しているので、森の木で薪を作ることすべてを禁じてい
るわけではないのですが、今回のケースは、開墾作業の賃金を受け取っている
にもかかわらず、自分たちの収入のための薪の販売を目的にした開墾伐採を行
なわれては本末転倒もいいところです。厳重な注意を行ないました。
伝統の森建設作業も決して簡単にできるものではないことを今回の伐採のなか
であらためて感じました。若い村人のなかには、森は木を切るところという理
解があることを、そしてその中で、木を育てていく私たちの計画への理解を、
共有していかなくてはなりません。


(1)フェアトレード・フェスタに参加します。

フェアトレード・フェスタまで、あとわずかとなりました。
3月19日(土)20日(日)に、大阪の天王寺区上本町にある大阪国際交流
センターで開催される「フェアトレード・フェスタ~身近にできる国際協力」
で行なわれるシンポジウムへ参加します。19日午後のパネルディスカッショ
ン「フェアトレードってなぁに。何ができる?」と、20日午後の分科会「地
域の文化を紡ぐ・さまざまな担い手」で、フィリピンとラオスでそれぞれ活動
されている方々とともに現地報告をする予定です。

シンポジウムと同時に、展示販売用のブースも参加します。大判の絣布から、
スカーフやハンカチ、ポストカードなどを販売いたします。お近くのかた、ご
興味のあるかたは、ぜひともご来場ください。

なお両日とも、先着100名のかたに、主催者側からプレゼントがあるそうで
す。プレゼントの内容は、当日出展する各団体から提供をうけたフェアトレー
ド商品(お菓子や雑貨、カフェコーナーのコーヒ券など)です。

※フェアトレード・フェスタへの入場は無料です。(パネルディスカッション
や分科会への参加に関しては別途、事前申込が必要になります)

▼「フェアトレード・フェスタ」に関するご案内
http://www.ih-osaka.or.jp/event/ft.htm
▼大阪国際交流センター周辺地図
http://www.ih-osaka.or.jp/map/localmap.html


(2)研究所のショップ&ギャラリーの営業時間を延長しました。

シェムリアップの研究所にある工房2階のショップ&ギャラリーの営業時間を
延長しました。日曜日も含め、午後7時まで開けておくようにしました。これ
は、団体ツアーでシェムリアップを訪れた方が、ツアーを終えてから布をお求
めにいらっしゃる方が増えているためです。
なお、工房はこれまでどおり午後5時には作業終了となりますので、見学をご
希望のかたは、日曜日を除く、日中にお越しくださるようお願いいたします。


(3)「カンボジアの絹絣」展が開催されます。

5月31日(火)~7月18日(月・祝)まで、福岡市美術館で「カンボジア
の絹絣」展が開催されます。以下、福岡市美術館の解説から引用します。
= = = = = = = = = = = = = = = = = 
アンコール・ワットなどの遺跡で知られるカンボジアの、絹の緯絣は、文様の
細やかさ、表現の豊かさで東南アジアの中でも群を抜いています。カンボジア
の絣には、建国神話にも登場するナーガ(龍)文様がしばしば用いられます。
本展では、ナーガのモティーフが表わされた絹絣を中心に、織の道具などもあ
わせて紹介します。
= = = = = = = = = = = = = = = = = 
▼福岡市美術館
http://www.fukuoka-art-museum.jp/index.html


クメール伝統織物研究所 森本喜久男
http://www.esprit-libre.org/iktt/

_____________________ I N F O R M A T I O N __________________________

研究所は、月曜から土曜日の朝8時から午後5時まで、12時から2時までは
お昼休みです。工房も上記と同じで日曜日はお休みですので、見学をご希望の
かたは、平日にお越しください(できるだけ、事前にご予約ください)。なお
ショップ&ギャラリーのみ、日曜日も含め午後7時まで開けております。場所
は、シェムリアップの中心にあるオールドマーケットからシェムリアップ川沿
いに南に約1キロ、クロコダイルファームの200メートル手前、右側です。

※なお、このメールへの返信メッセージを読むことができません。返信はご遠
慮いただけますようお願いします。
※お問い合わせに関しては以下のURLよりお願いします。
http://www.esprit-libre.org/iktt/contact.html

【配信中止、アドレス変更は以下で行ってください】
http://www.esprit-libre.org/iktt/magazine/

●発行
INSTITUTE FOR KHMER TRADITIONAL TEXTILES
House No.472 Road to Lake, P.O.Box 9349
Siem Reap, Angkor, Cambodia
Tel:+855-12-924-617

※当メールに掲載された記事を許可なく転載することを禁じます。
※このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』
を利用して発行されております。【 http://www.mag2.com/ 】
mag2 ID: 0000070073
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地鎮祭

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とでもいうのだろうか、森のあたらしい土地の地鎮祭をおこなった。
森の住人約百人ほどと、シエムリアップから50人ほどが参加して、簡単なお供えをあたらしい土地の安定と発展を祈って実施した。そして、昼食をみんなでともにした。
まだ開墾途中でもあるけれども、すこしづつ形になり始めている。最初は桑畑から、そして綿花、藍と順次植えてゆく予定である。

明日の朝8時、イタリア人だがながくドイツに暮らすプロヂューサーの女性と体格の大きなカメラマン兼ダイレクターのドイツ人男性とそのアシスト兼音声担当の若い女性、この3人と約2週間一緒に、ほぼ毎日その撮影隊に半日は、時には一日付き合ってきた、その彼ら彼女たちが本国に帰る。
でもその最後の最後、朝6時から私の自宅兼の仕事場で最後の撮影をしたいという。
毎朝、私が朝日のあがるのを見ながらコヒーを飲んでいる場面を、もう一度撮りたいという。
今日も、午前中撮影に付き合った、テンションは高まり、彼ら同士の議論がしばらくつずくのをそばで聞いていたりするようなときも何度かあった。
映画のような撮影の細かい場面取りがつずく時も。6月の完成、放送が楽しみである。でも残念なのは、フランス語とドイツ語。

明日の朝8時、イタリア人だがながくドイツに暮らすプロヂューサーの女性と体格の大きなカメラマン兼ダイレクターのドイツ人男性とそのアシスト兼音声担当の若い女性、この3人と約2週間一緒に、ほぼ毎日その撮影隊に半日は、時には一日付き合ってきた、その彼ら彼女たちが本国に帰る。
でもその最後の最後、朝6時から私の自宅兼の仕事場で最後の撮影をしたいという。
毎朝、私が朝日のあがるのを見ながらコヒーを飲んでいる場面を、もう一度撮りたいという。
今日も、午前中撮影に付き合った、テンションは高まり、彼ら同士の議論がしばらくつずくのをそばで聞いていたりするようなときも何度かあった。
映画のような撮影の細かい場面取りがつずく時も。6月の完成、放送が楽しみである。でも残念なのは、フランス語とドイツ語。

●フェアトレード・フェスタ~身近にできる国際協力

3月19日(土)20日(日)に、大阪の天王寺区上本町にある大阪国際交流センターで開催される「フェアトレード・フェスタ~身近にできる国際協力」で行なわれるシンポジウムへの出席を予定しております。19日午後のパネルディスカッション「フェアトレードってなぁに。何ができる?」への参加と、20日午後の分科会「地域の文化を紡ぐ・さまざまな担い手」で、フィリピンとラオスでそれぞれ活動されている方々とともに現地報告をする予定です。シンポジウムと同時に、展示販売用のブース出展も行なう予定ですので、お近くのかた、ご興味のあるかたは、ぜひともご来場ください。

※開場への入場は無料です。(パネルディスカッションや分科会への参加に関しては事前申込が必要になります)

・フェアトレード・フェスタ」に関するご案内
・大阪国際交流センター周辺地図

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