IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男
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カンポットへ

久しぶりにカンポットのタコー村を訪ねた。
10年前に養蚕プロジェクトを村で始めたときにリダーで村人を引っ張ってくれた、ポンさんがぐわいが悪いときいてだった。心配で訪ねてみて、思ってたよりも元気だったのでほっとした。80歳に近くなり、足が思うように動かせないことと、耳が聞こえずらくなっている。でも、少しだけれどもおかゆが食べられるとのこと。

彼はわたしにとって、お父さんのような気がしている。いわば見ず知らずに等しい、外国人のわたしが、養蚕を始めようと声を掛けそれに一緒についてきてくれ、なお他の村人を引っ張ってくれたわけだから。ほんとうに、感謝なのである。

そして、今はその孫の世代の若者が伝統の森の開墾に汗を流しに来てくれている。この10年間で三世代のタコー村の人たちと一緒に仕事をさせてもらっている。そんなわたしにとって、大切なジッチャンなのである。

更新日時 : 2005年5月24日 13:57

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