IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男
IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男

タイからの訪問者

タイ時代からの知り合いが訪ねてきた。
かれは、インドで伝統的な織物の研究でテキスタイルのマスターをとり、日本にもやはりテキスタイルの勉強のために行っている。そして現在は、タイのチュラロンコン大学で講師もしているが、なおインドでドクターを目指して勉強しているようだ。
彼のような世代が、タイの中に生まれてきている。彼からのニュースでわたしのタイ時代、キングモンクット工科大学でテキスタイルの講師を3年間していたときの生徒が、そのごロンドンでやはりテキスタイルのマスターを取り、現在は母校で講師をしながら研究を継続していると聞いた。うれしい、あのころの学生の中からそんな専門家が育っている。一度、バンコックであったテキスタイルのセミナーで、ロンドンの大学で勉強中の彼女と出合ったことがある。そのとき、イギリスにいって改めてタイの中にある伝統の織物に強く関心を持つようになったこと、そしてわたしの授業の中の話をあらためて理解したことなど話したことを思い出した。
いまは、このカンボジアでそんなテキスタイルの専門家を育てていければうれしい。わたしの京都の手描き友禅時代の弟子の一人だった女性が、いまもこんな厳しいときに手描き友禅の仕事を継続している。それも、うれしいこと。

更新日時 : 2005年5月25日 13:55

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