森本喜久男プロフィール
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1948年: 京都に生まれる。
1971年: 京都にて手描き友禅の工房に弟子入り。
1974年: レイデザイン研究所テキスタイルデザイン科卒業。
1975年: 独立して手描き友禅工房(森本染芸)を主宰。
1980年: 初めてタイを訪れ、クロントイ・スラムに滞在。バンコクの博物館でカンボジアの絣布に出会う。
1983年: タイのラオス難民キャンの織物学校のボランティアとして訪タイ。タイの手織物と出会う。
1984年: 東北タイの農村での手織物プロジェクトの設立に関わり、その後、草木染めの調査、指導を続ける。
1988年: バンコクに草木染シルクの店「バイマイ(「木の葉」の意)」を開店。
1990年: ワシントンの織物博物館のタイでの調査に協力。「タイ東北地方に於ける伝統的草木染めについて」の報告書を提出。
1992年: キング・モンクット工科大学のテキスタイルデザイン科の講師となる。
1995年: ユネスコ・カンボジアの手織物プロジェクトのコンサルタントとして現地調査を実施。「カンボジアに於ける絹織物の製造と市場の現況」調査報告書を提出。カンポット州タコー村で、黄色い繭による伝統養蚕の復興プロジェクトを単独で開始。
1996年: プノンペン郊外、タクマオ市にIKTT(クメール伝統織物研究所)を設立。
1999年: 桑の基金設立。地雷被害の大きいバッタンバン県などで養蚕プロジェクトを開始。
2000年: IKTT(クメール伝統織物研究所)をシエムリアプに移転。研修生の受け入れを開始。
2002年: シエムリアプ州アンコールトム郡に約5haの土地を取得。「伝統の森・再生計画」予定地とする。
2003年: 「伝統の森・再生計画」に着手(その後、対象地は約22haにまで拡張)。「ホール(絣):クメールとチャム、2つの美の融合」と題する企画展示ならびにセミナーを開催。
2004年: 第11回ロレックス賞を受賞。
2007年: プノンペンの王宮にて、ノロドム・シハモニ国王より接見の栄誉を賜る。
更新日時 : 2005年6月27日 15:09