あたらしい研修生
研究所はカンボジアの他の織物研修関係のNGOからの研修生をこの間、草木染めの研修生として受け入れてきた。これは、他のNGOでは化学染料が主であるため、自然の染料の経験が無くそれを学ぶためにIKTTに短期で研修に来ている。
そして、最近新しい動きがあらわれてきた。それは、やはりカンボジアの貧困家庭や障害をもつ人たちのために活動してきたNGOから、子どもではなくなってきた年齢になって、仕事が無いそんな人たちを受け入れるようになった。そんないくつかのNGOからの紹介でIKTTの研修生になるひとたちがこのかん増えはじめている。
IKTTではこれまでも、両親やお父さんのいないもしくは障害を持つ人たちを、優先的に受け入れてきていた。すでにその数は、百人を超える。作業所の現場では、同じ研修生である。だから最近、そんな他のNGOからの紹介も、同じように受け入れ始めた。そして、その数も徐々にだが増え始めている。
研究所の役割は、仕事を作ることである、そして仕事をすることで収入がえられ、生活することができる。それを基本にしてきた。身寄りの無い、年配の人たちも受け入れてきた。すべて同等に。そんな、研修生がこれからも増えてゆくような気がしている。
更新日時 : 2006年1月25日 09:33
前後の記事:<< ロレックス効果 | スーパーナチュラル >>