IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男
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お正月 その2

今日、朝6時半にカンボジアは新年を迎えた。毎年、その年によって正月の訪れる時間は変わる。

6時半に、テワダーと呼ばれる天子があたらしい年をもたらしてくる、そして去年の天使は去ってゆく。それを、毎年時計を見ながらカンボジアの人たちは迎えるのである。

いまふうで、携帯電話のメッセージにもクメールニューイヤーの挨拶が送られてくる。

新年を迎えると、朝にはお寺にいき、寺に小さな砂山を作る風景が見られる。これはお寺への寄進の気持ちの現われなのだろうか。カンボジア風の正装である、絣の巻きスカートにレースのブラウス肩には布をかけ、そんな人たちの姿が多く見かけられる。

わたしは、何人かのスタッフとこれから森の現場に出かける。そこでお昼ご飯。あたらしい年を森ですごしながら、森の現場の新たな発展を思いたい。

先日、長野県の「CEAFながの」の皆さんから寄贈していただいた、エスカベーターが森に到着した。森にやってきた初めてのマシーンである。これまで、道路作りや造成もすべて手でこなしてきた。時には25メートルの橋も作ってきた、それもすべて手作り。人海戦術。でもこのマシーンが来たことで、伝統の森の生活用水確保や道路などのインフラ建設も、一歩大きく前に進むように思える。

今年は、みんなの社宅や伝統の森学園建設、生活に必要な市場、そして、堆肥作りなど、移住を前にやらなくてはならないことが山積みしているから、その大きな助けになる。

あらためて「CEAFながの」の皆さん、ありがとうございます、深謝。寄贈していただいたエスカベター、有効に使わせていただきます。

更新日時 : 2006年04月14日 11:22

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