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IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男

【メコンにまかせ】クメール伝統織物研究所 Vol.056

2006/05/12_____________________________________________________Vol.056

INSTITUTE FOR KHMER TRADITIONAL TEXTILES
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「緊急のお願い」

クメール伝統織物研究所の森本喜久男です。
研究所の活動に関心を持ち、支えていただいている皆様に、ここに緊急の提案
とお願いをさせていただきますこと、お許しください。

これまでご報告してきたとおり、研究所の「伝統の森」の活動も、いよいよ本
格的に動き始めようとしております。そんなとき、現在の「伝統の森」の隣接
地のオーナーから、新たに土地を売りたいという話が持ち込まれました。その
土地とは、現在の「伝統の森」の敷地のいちばん奥に当たるエリアに接すると
ころ、ちょうど「工芸村」を建設しているエリアの沼(今のところ、この沼が
「伝統の森」の境界線になっています)をはさんだ対岸に位置しています。

この沼には、最近では水鳥なども集まり始めています。これも周辺の土地での
伐採が進み、それこそ薪になるような木さえなくなっていて、野鳥たちの棲み
家が消えつつあるということの結果なのだと思います。

以前から、この土地が取得できれば、さまざまな新しい展開――たとえば、こ
れまでのアヒルの飼育に加え、淡水魚の養殖など「伝統の森」に暮らす人たち
の生活に直結する新しい事業の展開――が可能になると考えていました。それ
はそのまま「伝統の森」の自立にむけて、さらに新しい一歩を踏み出すことに
なるからです。

しかし、その土地は最初の地主がすでに転売した土地であり、新しいオーナー
からも売る意思はないと聞かされていました。以来、数年が過ぎておりました
が、先日、そのオーナーから連絡があり、土地を売ってもよいという話が持ち
込まれました(ひょっとすると、4月中旬に第4期エリアとなる土地の代金を
なんとか工面できたことが、どこからか伝わったからなのかもしれません)。

この土地を購入することで、沼を取り囲む“水辺の環境”が「伝統の森」に組
み込まれることになります。じつは、このことには非常に大きな意味がありま
す。この沼が境界線であるうちは、そこに魚を放とうと、アヒルを飼おうと、
対岸から捕獲されてしまえば文句もいえません。池に水を飲みにきた水牛の群
れに野菜畑を平らげられてしまったこともありました。さらに重要なことは、
周囲の森の木々を育てるための水源が確実に確保できるということです。これ
は、今後「伝統の森」を育てていく過程において、水利・治水のための根幹が
確保できるということでもあるのです。もちろん、新たに取得した土地では、
さらなる「森」の造成とともに、桑畑や綿花畑、そして村びとたちの暮らしを
支える野菜畑などを作ることもできます。

今回提示されている土地は約4ヘクタール、価格は16000ドルです。日本
円で約200万円になります。しかし、現在の研究所には、これを購入するだ
けの資金的な余裕がありません(すでに第4期エリアの取得のために、わずか
な余剰資金を投じてしまったという現実的な問題でもあります)。しかし、時
間を置くと(これまでの経験からすると、せいぜい1か月程度)、この土地は
別の人に転売されてゆくことも明らかです(そして、やがてはさらに値がつり
上がったかたちで売買の話がもちこまれるのだと思います)。

そこで、突然ではありますが、ここに日ごろから研究所の活動に関心を持ち、
布を購入するなど、さまざまなかたちで研究所の活動を支援していただいてい
るみなさまに“緊急”のお願いとして、この土地の購入資金のご協力を仰げな
いかと考え、この「緊急のお願い」を送らせていただく次第です。

みなさま、ぜひともご検討、ご協力いただきますれば幸いであります。

一口1万円、200口とさせていただきます。ご協力いただいたお金は、将来
的には研究所の布の購入券の発行というかたちで返済させいただければと思っ
ております。そして、わたくし森本は、これまで以上に精進し、すばらしい絣
布を生み出せる環境を整えることを約束いたします。

緊急のこととはいえ、なにとぞこのお願いをお受けとめいただけますよう。

2006年5月12日
クメール伝統織物研究所
森本喜久男

ご協力いただける方は、お手数ですが、森本(iktt@hotmail.com)までメールに
てご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
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ッセージを読むことができません。お問い合わせは以下のURLより、あるい
はiktt@hotmail.comまでお願いいたします。
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●発行
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No. 472, Viheachen Village, Svaydongkum Commune,
(Road to lake, near the crocodile farm)
P.O. Box 9349, Siem Reap Angkor, Kingdom of Cambodia

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更新日時 : 2006年5月12日 15:50

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