IKTT
IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男

助っ人

いま、研究所にあたらしい日本人の男性が助っ人できてくれた。かれは農産物の専門家。もう20年以上、タイやベトナムで日本向けの、にがりの原料の生姜やたまねぎ、アスパラガスの生産に携わってきたひと。その草分けのグループのひとり。

そんなかれが事情があって、研究所に。

ベトナムからこんどは中国で生姜生産を手がけ始めたときに台湾の同業者に足をすくわれた。野菜のような生もので、なおかつ市場価格が変動していく、そんな厳しい商売に少し距離を置きたくなったのかもしれない。研究所ではちょうどあたらしい土地の開墾と平行して、野菜畑を始める予定でいたから、願っても無いことだった。

伝統の森での開墾と桑畑や綿花畑などこれまで取り組んできたが、決して十分な成果が上がっているわけではない、解決しなければならない問題も山積みしている。

当然のことながら、現場を見た彼から、指摘を受けた。やりたくても、もしくはやらなくてはならないが、手がつけられづにいたこと。たとえば、牛糞などを使った堆肥作り。土壌改良。給水設備の施工。などなど。

現場に入った彼から、こんどは現場で働く森の住人たちの勤務態度?への、厳しい指摘。それをわたしはそのまま彼に返して、よろしくお願いいたします。と、頭を下げた。

本当に森での仕事は5年目を向かえ、そんな第一段階を集約しながら、あらたな5年のための第二段階へ入っていこうとしている、そんな節にある。彼の参入で、その節を区切り、本格的な農作業環境を作ることがこれからのわたしの大きな課題である。そのための相棒を得た気がしている。


森本喜久男

更新日時 : 2006年11月17日 14:57

前後の記事:<< 「伝統の森」第5期エリア、取得完了しました | 学ぶ >>
関連記事