行商の旅、ドイツ

研究所の布を担いで、ドイツに行商の旅に出ることにした。
ドイツのARTEという1時間のドキュメンタリーテレビ番組で研究所の活動が紹介され、その反響に答えるために。じつはすでに昨年一度、放映され今回はその再放送。ドイツ、そして、フランスや近隣のヨーロッパの国の番組を見た人たちから、メイルがほんとうにたくさん届いている。なかには、今回見たのは2度目だけれども、というものも。
そして、IKTTの布を買いたいのだがどうすればいいのか、という問い合わせ。しかし、まだ研究所ではWEBサイトでは布の販売をしていない。シエムリアップまで行ければいいのだが、難しい、なんとかヨーロッパで布を買えるように、そして販売することを真剣に考えろ。そんな要望が、届いている。
研究所の布を買っていただくことが、研究所の活動を支援することになる、番組の中で紹介された、そんなことを知ってのこと。嬉しい励ましである。
研究所の活動、なかでも、貧しい家庭に暮らす女性たちに仕事を提供している、そしてそれが伝統の織物を作り出すこと、カンボジアの人々の誇りを取り戻すことでもあると。そんなことを、テレビを見た人たちから、逆メッセージとして届けられてくる。
そして先日、14歳のテレビを見た少女から、わたしは研究所にお金を送りたいと思い銀行に行ったけれども、送金手数料がわたしが送りたいと思ったお金より高い、何とかヨーロッパの中で、簡単に寄付できるようにならないか。
そして、わたしは、その少女のお金を受け取りに行こうと思った。そして、メイルをいただいた人たちに会ってこようと、そのために布を担いでドイツに行商の旅に出ることにした。これまでに何度か研究所を訪ねてくれたドイツの人がいる。そのひとに、場所を探してもらえないかとメイルを送った。そして、快い返事が帰ってきた。
森本喜久男
更新日時 : 2007年3月29日 16:08



