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IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男

ドルック エアー

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ドルック エアーというのをご存知だろうか。そう、あのブータンの国営航空会社。その飛行機に乗ってしまった。

じつはわたしの、憧れの地のひとつがブータン。すばらしい垂直分布の自然と織物の伝統。そして、赤い染料のラックの故郷のようなところ、という印象が理由。

何度かチャンスがあったが、いまだ行けずにいた。20年程前に、日本のODA事前調査の専門家の方から。声をかけていただいた。そして、10年程前には稲作の渡部常世先生から、スタディーツアーでいっしょにと。しかし、実現できずじまい。で、今日まできてしまった。

ドルック エアー、ブータンとバンコックは毎日は飛んでいないようで、バンコックの空港でその小型ジェットの機体を横目で見ながら、はや20年が経ってしまった。そして、今朝シエムリアップからいつものバンコック エアーで日帰りのバンコックと思ってチェックイン。駐機場に歩いていると、見慣れたドルックエアーが停まっている。

ブータンの王様の家族の方がアンコール見物でも、とおもいしや、いっしょに歩いているバンコック行きの人たちが、機上に。え、、。じつはあとから分かったのだが、バンコックエアーのジェットが故障で、急遽、ドルクエアーをチャーターしたらしい。

もう20年、おなじ機体のような気がするのだが。でも機内は綺麗で、そんな古い飛行機とは思えない。イギリス製の146という一列6人の74人乗りの双発小型ジェット。いつもの、バンコックエアーのパイロットと飛ばし方が違う。バンコックエアーは、やはり、上品に飛ぶのだが、このドルック エアーのパイロット。滑走路からの上昇の仕方もすこし飛ばす感じで、何か、戦闘機にでも乗っているような気がした。

じつは、今回のバンコック行き。例の、カンボジアで絶滅してしまった、ラックの巣を買いにというか、受け取りに行くため。それが、ドルック エアーというのも不思議。早く、ラックが伝統の森で自前で育つようになれば、とおもってしまう。もう、この20年、あいかわらずタイ、スリン県の山の幸屋さんから買っている。


森本喜久男

更新日時 : 2007年4月 5日 00:25

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