あたらしい年

4月、カンボジアでは新年を迎える。今年は、明日14日の昼12時に新しい天使が舞い降りてくるらしい。舞い降りてくる時間は毎年違う。
研究所も14から17日まで、お正月休み。でも、ショップは平常どうり営業。今日は、いわば大晦日。昼からみんなで、仕事場の大掃除。でも、半数以上はすでに田舎に帰っている。みんなでお菓子と飲み物で、簡単な年の締めをやった。
そんなとき、例年、日本で言えば、お正月の獅子舞。カンボジアでは、トロットという、鹿の頭を持った人を先頭に、楽団もどきの一団がやってきた。お正月のあいだ、各家をまわってくる。これもカンボジアの伝統芸能。それを見た家の人が門付けを渡す習慣。また、それを、サルのようなユーモラスな振り付けで、そして、籠を抱えた女性が、いかにも、嬉しそうに、とか恥ずかしそうに、というしぐさの踊りをしながら、そのお金を受け取っていく。
研究所の護本尊、というと大げさだけれども、でもみんなを見守ってくれている、仏さんがおられる。縁が、あって研究所に、でも来た時から、からだの材の木が大きく裂けていた。鉄木のように、とても重い木が使われている。それを、知り合いの建具屋さんに修してもらって、きれいになって戻ってきた。
そして、お絵かき組の手で、化粧直し。そして、あたらしい年をいっしょに迎えることになった。
森本喜久男
更新日時 : 2007年4月13日 21:03


