伝統の森への移転
9月1日、いよいよシエムリアップの作業所から「伝統の森」への移転が始まる。すでに昨年の8月ごろから、研究所のみんなには「森」に移転することを伝え、まずは心の準備をしてもらい、そして実際に移れる人を募り始めてきた。そして、すでに何組かは移住し「森」に住み始めている。
生活の場所が変わるわけだから、そんな簡単なことではない。しかし、それにもめげず、移転を決意してくれた研修生の女性たち。なかには、土壇場になって行けなくなってしまった織り手もいる。彼女のお母さんが娘さんを家から(遠く?)離れて、住まわせることに反対したことによる。本人は行くつもりでいたのだが。
そんな、移住組のために住宅を用意してきた。いわば社宅。その仕上げも最後の秒読みに入っている。共同のトイレと台所、そのための水周り。そこには6部屋、合計で20人ほどが住むことになる。今日は朝から移住予定者と、みんなで掃除に行く。それぞれの住む部屋と、その周囲をきれいにするために。近いうちに、森の住人のためのコンビニショップもオープンする予定。町の便利さに慣れている人たちも含め移住するわけで、できる範囲での日常生活へのサポートを考えている。
9月1日は、何台かのトラックに分乗し織り機や家財道具を乗せて、森に向かう。大移動の開始である。テーマミュージックはまだ未定。2000年の1月に、プノンペンからシエムリアップに、当時のでこぼこ道をやはりトラックで移住してきたときのことを思い出す。でも、そのときはわずか5人だった。
現在のIKTTは、総勢で400人にもなる。思えばたいへんな発展を遂げることができたと思う。これもおおくの皆様の支えがあってのこと、感謝いたしております。これからもIKTTの活動、そして布のさらなるバージョンアップのために、皆様の、熱い支援をここにお願い申し上げます。
世界一の絣の布を作りたいと思っております。これからも、そのための精進をいたしますので、よろしくお願いいたします。
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なお、今回の移転により、「伝統の森」での作業所が本格的に稼動しはじめるわけですが、これまでシエムリアップにあった作業所とショップがなくなったわけではありません。
これまでと同じようにオープンしておりますので、安心してお越しください。ショップは、朝8時から夕方6時まで、毎日年中無休で開けております。
作業所の見学については平日9時から夕方5時まで(正午から14時までは昼休みです。また、日曜日もお休みです)。
更新日時 : 2007年8月29日 12:23



