IKTT
IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男

パリにて

今日で7日目、あと3日間滞在する予定。

時間のあるときは、パリの街を、おのぼりさんよろしく歩いている。

郵便局にいきたくて、尋ねて、指差された方向に歩くこと、地下鉄の駅、二駅半。やっと目的の郵便局に。そんなことを繰り返しながら、パリの街に少し詳しくなってしまった。今回で3度目、でもこれまではほとんど町を歩く
機会がなかったから、今回は時間があり市場を覗いたりしている。

10日間だから、知り合いの方が台所付きの部屋を借りていただいた。一泊、50ユーロ。でも、おかげで朝は近くのアラブ人家族の店でパンや卵を買い自炊している。驚いたのは、両替屋、一割以上の手数料を平気で取る。

展示会をしている、アジアボヤージのギャラリーの横に日本食レストランが、そこの人たちは、日本人ではないが、アジア系、2度目の今日の昼、突然クメール語が聞こえてくる、聞けば、70年代前半、ロンノル時代にパリに避難してきたらしい。パリに来たころは、皿洗いをしながら生活し始め今では自分の店がもてるようになったと、話していた。それからは、店で働く若い人たちともクメール語。チョムリアップリア(さようなら)と言いながら店を出た。

このあと5月にリヨンでの展示会が予定されている、そして11月ごろにもういちどパリに来る話が出始めている。それは、私の新しい本がフランス語で出る話が進み、その出版記念と言うのか、何か催しが企画され始めている。

うれしいこと、でも、できればシエムリアップで忙しくしているほうがいい、というのが本音。

寒いパリでも、研究所のみんなが織った布は本当に暖かい、そんなことを布を身にまといながらしみじみ実感している。

更新日時 : 2008年2月 6日 17:30

前後の記事:<< パリでの展示会 | 森本さんの『カンボジア絹絣の世界』の出版を祝う会のご案内 >>
関連記事
モリモトノート(2009年12月19日)
パリでの展示会(2008年2月 4日)
意匠(2008年5月24日)
パリでのエキシビションのご案内(2008年2月18日)
カンボジアシルクの未来のために(2010年5月14日)
あたらしい時代の予感(2010年1月18日)
テキスタイル・ラバー(2009年11月 6日)
カナディアン・イングリッシュ(2009年10月26日)
バンクーバーからの短信(2009年10月21日)
バンクーバーへ(2009年10月16日)