IKTT
IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男

【メコンにまかせ】IKTT [クメール伝統織物研究所] Vol.101

2008/02/26___________________________________________________Vol.101
IKTT [INSTITUTE FOR KHMER TRADITIONAL TEXTILES]
______________________________________ http://iktt.esprit-libre.org/

みなさま、IKTT(クメール伝統織物研究所)の森本喜久男です。
 昨夜、シエムリアップに戻ってきました。荒天のなか、大阪ならびに東京
の「サイン会」「祝う会」、それぞれの会場に足を運んでいただいたみなさ
ま、ほんとうにありがとうございました。
 今回も、あらたな出会いがありました。多くの方たちから、たくさんのエ
ールをいただきました。ありがとうございます。また、日本国内でいくつか
の新たな展開が生まれつつあることも確認できました。そして、新たな課題
もいただきました。
 今日は、カンボジアの商業省の人たちが、「伝統の森」の視察に来る予定
になっています。カンボジア国内でも、IKTTは次第に認知されてきたこ
とを実感しています。


(1)DCカードの会員情報誌「GRAN」3月号で紹介されました
 DCカードの会員情報誌「GRAN」3月号が、「シェムリアップ、遺跡
の街へ」という特集を組んでいます。IKTTについても、見開きを使って
取り上げられていました。
 別のページでは、カンボジアのコショウを使った料理のレシピも載ってい
ました。かつてカンボジアのコショウは、香りの高い、たいへん質のよいも
のが生産されていました。それを復活すべく、日本人の倉田浩伸さんがプノ
ンペンで会社を立ち上げ、スラエアンバルでコショウの栽培に取り組んでい
ます。IKTTのショップにおいてある粒コショウが、このクラタペッパー
のコショウです。
 この「GRAN」は、東京三菱UFJ銀行各支店ロビーにも置かれている
そうなので、お近くの支店でご覧になってみてください。

▼DCカード会員情報誌「GRAN」3月号(表紙だけ)
http://www.dccard.co.jp/useful/lifes/gran/magazine.shtml


(2)『カンボジア絹絣の世界』発売中
 『カンボジア絹絣の世界〜アンコールの森によみがえる村』が、NHKブ
ックスから発売になりました。前著『メコンにまかせ』から10年、ようや
くかたちにすることができました。多くの方たちから、続編は出さないのか
とたずねられておりましたから、これでようやく肩の荷がひとつ下ろせたよ
うな気がしております。
 早いもので、IKTTを設立してから12年になります。この『カンボジ
ア絹絣の世界』には、これまでわたしたちが取り組んできたこと、現在のI
KTTの状況、そして「伝統の森」再生計画が目指していることなどについ
て、かなりくわしく書いたつもりです。染め織りに関する描写もできるだけ
書き込みました。巻末には「IKTTの絣布ができるまで」と題し、桑の苗
を育て、養蚕をし、生糸を引き、それを括り、染め、織り上げるまでの工程
を、写真とともに簡潔に説明したページもつきました。本文中には「伝統の
森」の位置をプロットした「シエムリアップ周辺図」と、現状でいちばん詳
細な「伝統の森」の見取図も掲載されています。
 前著『メコンにまかせ』は、わたしがタイを訪れ、黄金の生糸に出会い、
そして東北タイの村びとたちと試行錯誤しながら染め織りを手がけてきたこ
とと、カンボジアユネスコのコンサルタントとして「カンボジア絹織物の現
状調査」を担当したことで、カンボジアの伝統織物が置かれた現状を知り、
その結果としてタコー村で伝統的養蚕の復活プロジェクトに取り組み、そし
てIKTTを設立するに至るまでのことが記されています。いわば、IKT
T前史とでもいえる内容でした。
 今回の『カンボジア絹絣の世界〜アンコールの森によみがえる村』が出版
されたことで、IKTTは何をやっているところなのか、そして森本はこれ
から何をしようとしているのか、というみなさまの疑問に対する、ひとつの
回答とさせていただけるのではないかと思っております。
 お近くの書店でお求めになり、お読みいただければ、幸いです。
□ 書 名:『カンボジア絹絣の世界〜アンコールの森によみがえる村』
□ 著 者:森本喜久男
□ 発行元:NHK出版(NHKブックス1102)
□ 価 格:970円(+税)
□ ISBN:978−4−14−091102−0 C1339


(3)『カンボジア絹絣の世界』をご紹介いただきました
 インターネット新聞JanJan2月4日付の編集便り(編集委員時評)
で、「カンボジアの手仕事の森をよみがえらせる」と題して『カンボジア絹
絣の世界』が紹介されています。編集委員の山本眞人さんには、以前にもイ
ンターネット新聞JanJanで「カンボジア染織の『復興支援』」と題す
る連載記事を掲載していただきました。山本さん、ありがとうございます。
▼インターネット新聞JanJan(2月4日付の編集便り)
http://www.news.janjan.jp/editor/0802/0802040157/1.php


(4)パリでのエキシビションのご案内
 フランスの旅行会社アジア・ボヤージが主催するギャラリー「エスパスア
ジア」で、エキシビジョンが行なわれています。会場は、ノートルダム寺院
のすぐそばで、会場からも寺院が望めます。会期は3月29日までの8週間
です。営業時間は、平日は9時から18時30分まで、土曜日は10時から
13時と、14時から17時までです。5月の後半からは、リヨンに会場を
移す予定です。ぜひ、皆様のお知り合いなどいらっしゃいましたら、ご案内
していただければ幸いです。
□ L'ESPACE ASIA / ASIA VOYAGES
□ address: 1, Rue Dante, 75005 Paris,
□ phone: 0033(0) 1 44 41 50 10
□ email: dante@asia.fr


(5)「IKTTカレンダー2008」ができました
 IKTT Japan制作の「カレンダー 2008」ができました。今回
は、写真家の大村次郷さんと石川武志さんのご協力も得て、蚕の繭が絣に織
り上げられるまでを紹介しています。価格1000円、A5判(上下に広げ
A4判サイズで使用)です。
▼IKTTカレンダー2008のご紹介、ならびに通販申込
http://www.iktt.org/calen08.html
東京都内では、神保町「アジア文庫」、高円寺「茶房・高円寺書林」、西荻
窪「信愛書店」でお取り扱いいただいています(数に限りがありますのでお
早めに)。新刊の『カンボジア絹絣の世界』とあわせてお求めいただければ
幸いです。
▼アジア文庫(千代田区神田神保町1−15内山ビル5階)
http://www.asiabunko.com/
▼茶房・高円寺書林(杉並区高円寺北3−34−2)
http://www.geocities.jp/fuzainoisu/shorin.top.html
▼信愛書店(杉並区西荻南2−24−15)
http://park12.wakwak.com/~tks/furhon.htm


(6)"FRONTLINE/WORLD"ウェブサイト公開のご案内
アメリカの公共テレビ局PBSの「FRONTLINE/WORLD」というドキュメンタリー
番組で私たちクメール伝統織物研究所が紹介されました。「Cambodia: The
Silk Grandmothers 」というタイトルでまとめられています(英語版の番組
ですが、わたしはインタビューに日本語で答えています)。この番組は、ウ
ェブサイト上でも公開されています(約13分)。以下のURLから、ご覧に
なれるはずです(再生にはQuicktimeあるいはRealplayerが必要とのこと)
▼「Cambodia: The Silk Grandmothers」
http://www.pbs.org/frontlineworld/rough/2007/06/cambodia_the_si.html


★★シエムリアップ・IKTTまでの歩き方★★
オールドマーケット(プサー・チャー)の南側にあるタ・プローム・ホテル
の玄関前に立ち、右斜め前の方向に、道路を挟んで流れるトンレサップ川に
沿って進みます。川岸には遊歩道が整備がされています。道なりに(つまり
川に沿って)歩くこと5〜6分で、右手前方に「クメール伝統織物研究所」
と日本語と英語で書かれた看板が見えてきます。ここがIKTTです。(左
側にクロコダイルファームの看板が見えたら行き過ぎてしまいました。お戻
りください)

★★★★「伝統の森」への道のり★★★★
「伝統の森」は、シエムリアップの町から北へ約30キロ、車で約1時間の
ところにあります。アンコールワットを右に見て進み、アンコールトムの南
大門をくぐり四面仏の尊顔が微笑むバイヨン寺院を通り越し、さらに北へ。
プリヤカン寺院の門前を過ぎて道路が大きく右にカーブした先に、左に折れ
る一本道が現われます。この道を約10キロ、途中何度か川を渡り、左手の
木立の間にお寺が見えたらすぐ先の道を右へ。IKTTとMORIMOTO
の名前の入った緑色の看板を確認してください。ここから約4キロ、ふたた
び川を渡り、しばらく行くと右手に「伝統の森」の入口が現われます。シエ
ムリアップの町から「伝統の森」まで、タクシーで往復40〜50ドルが相
場です(シエムリアップ基点で請求されるので片道でも料金は同じです)。

____________________ I N F O R M A T I O N _________________________
シエムリアップのIKTTのショップ&ギャラリーの営業時間は朝8時から
夕方6時まで(年中無休)です。工房の見学を希望されるかたは、平日の朝
9時から夕方5時まで(正午から午後2時までは昼休み、日曜日はお休み)
の間にお越しください(できるだけ事前にご予約をお願いします)。

●発行
IKTT (INSTITUTE FOR KHMER TRADITIONAL TEXTILES)
No. 472, Viheachen Village, Svaydongkum Commune,
(Road to lake, near the crocodile farm)
P.O. Box 9349, Siem Reap Angkor, Kingdom of Cambodia

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※このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』
 を利用して発行されております。【 http://www.mag2.com/ 】
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2008年2月26日
クメール伝統織物研究所 森本喜久男

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更新日時 : 2008年2月26日 10:27

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