IKTT
IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男

【メコンにまかせ】IKTT [クメール伝統織物研究所] Vol.106

2008/04/18___________________________________________________Vol.106
IKTT [INSTITUTE FOR KHMER TRADITIONAL TEXTILES]
______________________________________ http://iktt.esprit-libre.org/

みなさま、IKTT(クメール伝統織物研究所)の森本喜久男です。
 ここのところ、ドイツをはじめとするヨーロッパからのメールがたくさん
届いています。2005年6月にドイツとフランスのテレビ(ARTE)で放送
されたドキュメンタリー番組(GEO Reportage)が再放送されたためです。
 メールの内容は、IKTTのシルクはドイツでも購入できるのかという問
い合わせから、ウエブサイトに載っている日本語の「桑の木基金」の紹介を
ご覧になってドイツからの送金はどうしたらいいかという問い合わせ、さら
には、自分にはどんなサポートができるのだろうかという自問自答する内容
のメールまで、さまざまな反響をいただいております。ありがとうございま
す。この方たちも、IKTTのサポーターとして、IKTT Germanyの力になっ
ていただけると思います。IKTT Germanyの発足もまた、3年前にこのドキュ
メンタリー番組を見てわざわざシエムリアップまで訪ねてきてくれた、ハノ
ーヴァーのインゲさんによるものでした。
 ドイツ語の番組紹介は、以下のサイトにあります。
▼GEO Reportage(Kambodscha - Die Seele der Seide)
http://www.geo.de/GEO/kultur/geo_tv/3857.html


(1)「伝統の森」最新映像がご覧になれます
 TBS系列で4月26日(土)に放送予定の「日立 世界ふしぎ発見!」
が「黄金の大地カンボジア もうひとつの邪馬台国の謎」と題して、カンボ
ジアを取り上げます。先日、そのための取材撮影が「伝統の森」で行なわれ
ました。どのようなかたちで取り上げられるのかは、まだわからないのです
が、番組のなかで「伝統の森」の最新映像が垣間見られることと思います。
どうぞご期待ください。
▼「日立 世界ふしぎ発見!」番組予告
http://www.tbs.co.jp/f-hakken/info.html


(2)バンコク・エアウェイズの機内誌「fah Thai」で紹介されました
Bangkok Airwaysの機内誌「fah Thai」の3-4月号(March-April 2008)で、
タイ・ラオス・ベトナムのシルク関係者とともに紹介されています。英語版
ではありますが、この春休みにバンコク・エアウェイズに搭乗する機会のあ
る方はぜひともご覧ください。以下のサイトでも、ご覧いただけます。
▼「fah Thai」March-April 2008
http://fahthaimagazine.com/2008/03/01/spools-of-thought/


(3)「週刊朝日」3月28日増大号(18日発売)で紹介されました。
3月18日(火)発売の「週刊朝日」3月28日増大号の、ブックコーナー
(週刊図書館)の「ひと」欄で紹介されました。図書館等でご覧ください。
▼「週刊朝日」3月28日増大号(の表紙と目次がご覧になれます)
http://opendoors.asahi.com/data/detail/9236.shtml


(4)3月4日の読売新聞朝刊「顔」欄で紹介されました
 3月4日の読売新聞(朝刊)の「顔」欄で紹介されました。「滅びかけた
クメールかすりを再生した西陣友禅職人」、もうひとつの見出しには「布が
私を呼んでいた」とあります。図書館等でご覧ください。


(5)『カンボジア絹絣の世界』発売中
 『カンボジア絹絣の世界〜アンコールの森によみがえる村』が、NHKブ
ックスから発売になりました。前著『メコンにまかせ』から10年、ようや
くかたちにすることができました。多くの方たちから、続編は出さないのか
とたずねられておりましたから、これでようやく肩の荷がひとつ下ろせたよ
うな気がしております。
 早いもので、IKTTを設立してから12年になります。この『カンボジ
ア絹絣の世界』には、これまでわたしたちが取り組んできたこと、現在のI
KTTの状況、そして「伝統の森」再生計画が目指していることなどについ
て、かなりくわしく書いたつもりです。染め織りに関する描写もできるだけ
書き込みました。巻末には「IKTTの絣布ができるまで」と題し、桑の苗
を育て、養蚕をし、生糸を引き、それを括り、染め、織り上げるまでの工程
を、写真とともに簡潔に説明したページもつきました。本文中には「伝統の
森」の位置をプロットした「シエムリアップ周辺図」と、現状でいちばん詳
細な「伝統の森」の見取図も掲載されています。
 前著『メコンにまかせ』は、わたしがタイを訪れ、黄金の生糸に出会い、
そして東北タイの村びとたちと試行錯誤しながら染め織りを手がけてきたこ
とと、カンボジアユネスコのコンサルタントとして「カンボジア絹織物の現
状調査」を担当したことで、カンボジアの伝統織物が置かれた現状を知り、
その結果としてタコー村で伝統的養蚕の復活プロジェクトに取り組み、そし
てIKTTを設立するに至るまでのことが記されています。いわば、IKT
T前史とでもいえる内容でした。
 今回の『カンボジア絹絣の世界〜アンコールの森によみがえる村』が出版
されたことで、IKTTは何をやっているところなのか、そして森本はこれ
から何をしようとしているのか、というみなさまの疑問に対する、ひとつの
回答とさせていただけるのではないかと思っております。
 お近くの書店でお求めになり、お読みいただければ、幸いです。
□ 書 名:『カンボジア絹絣の世界〜アンコールの森によみがえる村』
□ 著 者:森本喜久男
□ 発行元:NHK出版(NHKブックス1102)
□ 価 格:970円(+税)
□ ISBN:978−4−14−091102−0 C1339


(6)『カンボジア絹絣の世界』をご紹介いただきました
 インターネット新聞JanJan2月4日付の編集便り(編集委員時評)
で、「カンボジアの手仕事の森をよみがえらせる」と題して『カンボジア絹
絣の世界』が紹介されています。編集委員の山本眞人さんには、以前にもイ
ンターネット新聞JanJanで「カンボジア染織の『復興支援』」と題す
る連載記事を掲載していただきました。山本さん、ありがとうございます。
▼インターネット新聞JanJan(2月4日付の編集便り)
http://www.news.janjan.jp/editor/0802/0802040157/1.php


(7)"FRONTLINE/WORLD"ウェブサイト公開のご案内
アメリカの公共テレビ局PBSの「FRONTLINE/WORLD」というドキュメンタリー
番組で私たちクメール伝統織物研究所が紹介されました。「Cambodia: The
Silk Grandmothers 」というタイトルでまとめられています(英語版の番組
ですが、わたしはインタビューに日本語で答えています)。この番組は、ウ
ェブサイト上でも公開されています(約13分)。以下のURLから、ご覧に
なれるはずです(再生にはQuicktimeあるいはRealplayerが必要とのこと)
▼「Cambodia: The Silk Grandmothers」
http://www.pbs.org/frontlineworld/rough/2007/06/cambodia_the_si.html


____________________ I N F O R M A T I O N _________________________

★★ショップ&ギャラリーの営業時間のご案内★★
シエムリアップのIKTTのショップ&ギャラリーの営業時間は朝8時から
夕方6時まで(年中無休)です。工房の見学を希望されるかたは、平日の朝
9時から夕方5時まで(正午から午後2時までは昼休み、日曜日はお休み)
の間にお越しください(できるだけ事前にご予約をお願いします)。

★★★シエムリアップ・IKTTまでの歩き方★★★
オールドマーケット(プサー・チャー)の南側にあるタ・プローム・ホテル
の玄関前に立ち、右斜め前の方向に、道路を挟んで流れるトンレサップ川に
沿って進みます。川岸には遊歩道が整備がされています。道なりに(つまり
川に沿って)歩くこと5〜6分で、右手前方に「クメール伝統織物研究所」
と日本語と英語で書かれた看板が見えてきます。ここがIKTTです。(左
側にクロコダイルファームの看板が見えたら行き過ぎてしまいました。お戻
りください)

★★★★ピアックスナエン・「伝統の森」への道のり★★★★
「伝統の森」は、シエムリアップの町から北へ約30キロ、車で約1時間の
ところにあります。アンコールワットを右に見て進み、アンコールトムの南
大門をくぐり四面仏の尊顔が微笑むバイヨン寺院を通り越し、さらに北へ。
プリアカン寺院の門前を過ぎて道路が大きく右にカーブした先に、左に折れ
る一本道が現われます。この道を約10キロ、途中何度か川を渡り、左手の
木立の間にお寺が見えたらすぐ先の道を右へ。曲がり角に設置してあるIK
TTとMORIMOTOの名前の入った緑色の看板を確認してください。こ
こから約4キロ、ふたたび川を渡り、しばらく行くと右手に「伝統の森」の
入口が現われます。シエムリアップの町から「伝統の森」まで、タクシーで
往復40〜50ドルが相場です(シエムリアップ基点で請求されるので片道
でも料金は同じです)。なお、『カンボジア絹絣の世界』p.116 にある「シ
エムリアップ周辺図」にも「伝統の森」の位置がプロットされております。
こちらも参考にしてください。

2008年4月18日
クメール伝統織物研究所 森本喜久男

●発行
IKTT (INSTITUTE FOR KHMER TRADITIONAL TEXTILES)
No. 472, Viheachen Village, Svaydongkum Commune,
(Road to lake, near the crocodile farm)
P.O. Box 9349, Siem Reap Angkor, Kingdom of Cambodia

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※このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』
 を利用して発行されております。【 http://www.mag2.com/ 】
mag2 ID: 0000070073
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更新日時 : 2008年4月18日 09:51

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