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IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男

アンコール時代の水門跡

オーストラリアのシドニー大学の研究者を中心にしたGAPという名前のグループが、例年のように、シアムリアップ川に隣接した地域で遺跡の発掘作業を開始した。

今年で3年目。遺跡の一部は、というかシアムリアップ川に隣接した地域は、今回の考古学者の説明では、人口的な建造物である可能性があるという。ちょうど、藍畑に隣接している、小さな小高い丘のようになっているところ。見晴らしがよく、沼をはさんで対岸の工芸村エリアの家がよく見える。藍畑に行ったときには、しばらくそこで、一服。でもその場所も、もしかしたら、見たいな話である。ここに、小さな小屋でも立てようかなと思っていたところである。

これは、またこれからの、楽しみ?といえるのか。前回発掘された9世紀から10世紀にかけての水門の跡に連なる建造物であるらしい。あらためて、アンコールの時代の人々が治水、灌漑事業に大変な力を注いでいたことを、教えられる。

何気ない風景、でもそんななかにそんな古代の人たちの営みが残されている。GAPの人たちの発掘作業を見ながら、あらためてそんなことを感じた。

更新日時 : 2008年6月22日 11:02

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