IKTT
IKTT :(クメール伝統織物研究所)森本喜久男

祭りの準備

いよいよ9月、今年で5回目となる蚕祭りも2週間後に迫った。
蚕への供養の気持ちをかたちにする。そこから転じて、みんなの祭りとする。食事の準備などなど、祭りの準備にそれぞれがさまざまなかたちでかかわることができる、そんな催しとなり始めている。

例年、市内のグランドホテル前での、シルクフェア主催のファッションショーが今年は流れたことが幸いして(?)、蚕祭りの前夜祭としてすることになった。でもそれがIKTTのみんなにとって大切な、蚕祭りのメインイベントとなり始めている。

昨年、キャットウォークをしたIKTTのモデルたちは36人。今年は、すでに希望者が60人を超えている。すごい。森の住人たちの中からも、すでに手を上げている人たちが。なかには2人の年配の女性も。若い女性にまじり、照れながら。でも、眼はしっかりと輝いている。

そして、何よりも大切なお客さん。すでに30名を越える日本の方が来ていただけるようになった。遠路はるばる本当にありがとうございます。森のみんなも、期待に応えるべく、その来たるべきショーに備え練習に励んでおります。こそこそと、わたしに「ほんとうに日本から見に来てくれる人がいるのか?」と聞いてくる。皆の励みとなり始めております、深謝。

ハレの日が来る。そんなことが、日々の仕事の中でいかされていく。そんな気がする。ファッションショーの、歩くための音楽も、なかなか決定打がなく、模索中。でも、ここ数日のうちには決まるはず。

昨夜も、食事をしていた店で流れていた流行のカンボジアポップの新曲。それがほしいと思っても、シエムリアップのCD店では手に入らない。レストランの人がプノンペンの友人からコピーしてもらったらしい。それを、またコピーしてもらう約束を取り付ける。

衣装も、まだこれから。ここ数日にはファイナルにたどり着きたい。そして、ウォーキング。今日もこれから、シエムリアップのファッションショーでのモデルさんたち(?)と森に出かけて、みんなで衣装合わせ。

自分たちの布をまとい、歩く。そんなすばらしいことは、そうはない。

更新日時 : 2008年9月 4日 12:05

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