隔月誌「をちこち(遠近)」原稿掲載のお知らせ
8月1日発売の「をちこち(遠近)」(No.30)という雑誌に「豊かな自然と歴史がカンボジアの染め織りを支えてきた」というタイトルで、わたしの原稿が掲載されます。今回の特集は、2009年「日メコン交流年」を記念しての『メコンの暮らしから考える「人間と川」』というものです。
1996年、わたしはユネスコからの委託で、カンボジア各地の織物の村を回り、現況調査を行ないました。以来、タコー村での伝統的養蚕の再開、IKTT設立、シエムリアップに移転して工房での研修生受け入れと、その都度、できるかぎりベストな方向へと歩みを進めてきました。こうしたなかで、染め織りはまさに自然とともにあったことを実感し、そのことが現在の「伝統の森」再生計画へと発展して......といったこれまでのIKTTの歩みに加えて、今回の原稿では、「綾織」という織りの技法と「絣」という染めの技法、この文化的背景が異なる2つの技法が融合したところに、カンポジアの絹織物があるということに触れております。みなさま、ぜひともご覧いただければと思います。
この「をちこち(遠近)」は、国際交流基金が編集発行する隔月刊誌です。(発売元は山川出版社)。お求めは、アジア文庫をはじめとするお近くの書店、あるいはインターネット書店からご注文ください。
更新日時 : 2009年7月29日 06:56


