まつりの準備
「蚕まつり2009」の開催まで、あとわずかになりました。
今年の「蚕まつり」は9月6日(日)、そしてその前日の5日(土)の夕方から、ファッションショーを含む前夜祭を開催します。
前夜祭は、5日の18時に開始の予定(20時30分終了予定)です。翌6日は、朝7時から食事の準備等を始め、8時30分頃から蚕供養(読経、僧への供食など)、そして11時頃に昼食を食べて終了となる予定です。
ファッションショーのステージで使う音楽も決まり、出演者も6つのグループに分かれ、そしてひとりひとりの衣装合わせもなんとか終わりました。
いつものことだけれども、衣装を決めたり、ウォーキングの稽古をするようになると、ほんとうに一人一人の顔が輝き始める、不思議なことですね。
今回の目玉の布は、ここ数ヶ月の間にわたしが仕上げた手描きバティックの布を大きくフィーチャーしたこと(昨年よりもバージョンアップして、藍染めのバティックの布も加わります)。そしてもうひとつ、玉虫色に輝くパムアンの布を大胆に使用したことでしょうか。経糸と緯糸に異なる配色の糸を組み合わせたパムアン独特の光沢感は、自然染料ゆえの深みのある色と相まって身にまとうといっそう引き立ちます。そのすばらしさは、当日のステージで、ぜひともご確認ください。
「伝統の森」では、出演者のグループごとのウォーキングの練習と並行して、これからステージづくりのための準備に入ります。本番まで、あとわずか。みなさま、ご期待ください。
そんなファッションショーの準備であわただしくしているときに、フランスから1通のメールが届いた。なんと、来年一月にパリで行なうファッションショーにIKTTの布を使いたいという申し入れが、デザイナー氏自身から。ワー、本当に来ちゃった、ですね。でも、まだ細部はこれから。実現すれば、ほんとうにうれしい。
でもほんとうは、IKTTの織り手たちが自分の織った布をまとって、パリでキャットウォークを、というのがわたしの本当の夢。それは、まだまだこれから。みなさん、楽しみにしていてください。
なお、「蚕まつり2009」に参加をご希望される方は、恐れ入りますが事前に iktt@hotmail.com〔@を半角に変換してご送信ください〕まで、ご連絡をお願いいたします(食事代を含む蚕まつり参加費として、5日の参加・6日の参加で、それぞれ5ドルをお願いしております)。
更新日時 : 2009年8月21日 07:16