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<title>IKTT ：（クメール伝統織物研究所）森本喜久男</title>
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<title>「Bayon Moon」発行のお知らせ</title>
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<published>2008-05-13T23:39:08Z</published>
<updated>2008-05-13T23:42:41Z</updated>

<summary>　わたしの英語版での著書「Bayon Moon - Reviving Cambo...</summary>
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<![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img alt="Bayon Moon" src="http://iktt.esprit-libre.org/2008img/bayon-moon.jpg" width="250" height="355" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;"/></span>　わたしの英語版での著書「Bayon Moon - Reviving Cambodia's Textile Traditions」ができました（A5判のペーパーバック、160ページ）。]]>
　本書は、2002年夏の時点、つまりIKTTをプノンペン近郊からシエムリアップに移転して2年が経ち、わずか5人で始めた工房が研修生の受け入れにより大きくなりつつある頃にまとめたものです。それを、古くからの友人である、ワシントン在住のLouise Cortさんが英訳してくれました。

　その頃、「日本人のモリモトのところへいけば仕事がもらえる」とばかりに、働かせてくれという女性たちが毎日のように研究所を訪れていました。「ウチは福祉事務所じゃないぞ！」と愚痴をこぼしつつも、そんな彼女たちを少しずつ受入れていった結果が、現在のような400人近い数の研修生を抱えるIKTTへと発展したのです。

　と同時に、カンボジアの伝統の絹織物を復元するためには、絣布のデザインや染織の技術だけでなく、織り手たちの生活や、染め材や生糸などの素材そのものを復元する必要があることにも気付いていました。そうしたことと、カンボジア・ユネスコの調査で各地の村々をまわったときの印象、そして、東北タイの村を訪れていたころの体験がオーバーラップし、ついには「伝統の森」再生計画のアイデアとして結実します。そうした経緯も、本書には記されています。

　パリの展示会で、この本を読み通したフランスのジャーナリストに「ここにはモリモトのフィロソフィーがつまっている」と絶賛されました。

書　名：Bayon Moon -- Reviving Cambodia&apos;s Textile Traditions
著　者：Morimoto Kikuo
発行元：IKTT

※本書「Bayon Moon」は、シエムリアップのIKTTのショップで10ドルで販売しています。
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<title>パーフェクト</title>
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<published>2008-05-12T00:20:16Z</published>
<updated>2008-05-16T00:27:28Z</updated>

<summary>伝統の森へ、新しい家族が移住してきた。それは、タケオ州のサムラオンの村から来てく...</summary>
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伝統の森へ、新しい家族が移住してきた。それは、タケオ州のサムラオンの村から来てくれたふたり。

彼はもう５０歳を過ぎたところ、そして奥さん。最初に出会ったのはまだはじめの調査の頃、９６年。もう１３年前になる。染や織だけではなく、織気などの道具についても調べていた頃。
織機の中で一番大切な部分、それは筬(おさ)と呼ばれる、くしのような形をしたもの、そして竹で作られてきた。横糸を打ち込む、その道具は、それによって布の風合いが決まる、といっても過言ではない。そんな、竹の筬が金属製の筬に取って代わられカンボジアのタケオのような織の産地でも当時の調査時、ふた家族だけが昔ながらの手仕事で作っていた。しかし、この１０数年でさらに金属製筬が主流になり、彼らの仕事も収入も減少していた。そして、そのせいか、最近購入した竹筬はいい出来とはいえないものが多く、考え込んでいた。

そして、同じタケオ出身の伝統の森の織手のリーダーのひとり、トウルが村に、お正月帰るといったとき、できれば竹筬を作る家族を尋ねてくれるように頼んでいた。

タケオに帰っていたトウルから電話が、目の前に竹筬職人の彼がいた、シエムリアップに行ってもいいと、しかし給料は、という問い合わせが。大切だとはいえ、そんな大盤振る舞いをするわけにいかない。しばらくのやり取りの後、なんとか合意点に。

この竹筬職人は、日本では最後の方が京都におられたが、亡くなられて久しいと聞く。後継者もなく、その技術は途絶えてしまった。それを、何とか復活させようとされている方が、最近日本におられるとも聞く。無機質ともいえる、金属筬に比べ、手で作られた竹の筬は、ぬくもりがある。とうぜん織られてくる、布にもその違いは歴然とある。

伝統の森には、すでに織機などを作る男たちはいる、でもこの竹筬だけは、純然たる職人仕事、なかなか真似てできるものではない。そんな、伝等の森の織の世界、その欠けていた最後の専門家がタケオの村から来てくれたことになる。

念願のパァーフエクトが達成できた、といえる。これを、これから森に暮らす若い男性たちに受け継がせていく、それはこれからの仕事。
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<title>森の朝</title>
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<published>2008-04-26T00:13:03Z</published>
<updated>2008-05-16T00:14:14Z</updated>

<summary>桑畑で桑の葉をのんきに食べていた水牛たちの群れがいなくなった、半ば冗談のような「...</summary>
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桑畑で桑の葉をのんきに食べていた水牛たちの群れがいなくなった、半ば冗談のような「水牛騒動」が一段落した伝統の森の朝。

これまで、森の男性たちはそれぞれ自分の担当の仕事の現場に自主的に行き、作業をはじめるというのが普通であった。が、この騒動以来、夜間の巡回警備や水牛捕獲の共同作業を重ねるなかで、いい意味で、結束の固まった男たちは、わたしの暮らす高床式の家の階下に毎日集まるようになった。
そして、その日の作業の確認をしながら、それぞれの現場に向かうという風になった。これは、大きな進歩であり、水牛騒動がもたらした進化といえる。

それにあわせて、各作業グループの再編をした。あらたな、木工組みができたこのグループは４名。ブントゥンというカンポットからの古参の男性がリーダー。家を建てたときの、木っ端を使い、椅子や棚を作るということをしながら、水準器や定規の基本の道具使い方を身につけ、いがんだ柱を平気で作るようにならなくなった。そして、伝統の森の工芸村エリアの中心にある、ナランの家の２階のショップの改装工事を今毎日取り組んでくれている。

染めや織の仕事だけではなく、農業やそんな大工のような仕事まで、森での生活そのものが、オンザ　ジョブトレーニングなのである。彼らの経験知があがることで、森での仕事も進化することができる。

魚があまり採れなくなり、陸に上がったトンレサップ湖の元漁師の親父さんから買った、木造の５メートルの船。もう２０年ほどたつ、古い船。舳先が痛んでいた。それを、森の古木から再生して、新しく、再生する作業が始まった。

この船が、森の池に装いを新たに進水する日も近いはず。その作業も、プノンペンの北、ウドンの近くの、チャムの漁師たちの村から来てくれている、大工の棟梁のお手の物の仕事。それを手伝うのは、タケオ州からあたらしく来た織手の奥さんについてきた男性の仕事。そして、そのまた助手を務めるのは、カンポットからの第一期の開墾組の、森に来たときはまだ１０歳ぐらいだった男の子。そして今では、森の若者たちのひとりに育ち、作業をするようになったモンタ１６歳。

そんなかれらの顔を見ながら、伝統の森の朝は始まる。内戦が始まる、６０年代までこの伝統の森のエリアには、「川の村」という名前の村がここにあったらしい、そして、
今では跡形もなく消えてしまった。最近、行政や警察の関係者から、突然できた？この伝統の森の村を見ながら、これはその村が再生したものだ、と、そして村の名前もそれをつかうのがいいと、半ば勝手に決められ始めている。それは、裏がえせば行政の人たちも、IKTTのこの伝統の森にできつつある「新しい村」が公的に認知されるようになったことを意味する。先日も、そのためのあたらしい住民台帳の作成のために行政事務を扱う、郡のおまわりさんがたずねてきてくれた。

カンボジアで村を作ってしまった、日本人。そんなフレーズが、昨日、伝統の森をたずねてきた、オーストラリア人のユニセフのアドバイザーとプノンペン市の貧困層を対象にしたプロジェクトを行政サイドから取り組む担当官の女性と話しながらうかんだ。

伝統の森で始まった、手漉きの紙のプロジェクトをプノンペンでも取り組みたいと、そして、木工組みの作業を横目で見ながら、彼女は溜息をついていた。そして、わたしは、あいかわらず、大切なのは「こころ、気持ちだから」とせつめいし、動機がなければなにもはじまらないのだから、と説明していた。そして、プノンペンのたいへんな仕事を思いながら、意を新たにしながらも彼女はふたたび溜息をついていた。
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<title>戦争の後遺症</title>
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<published>2008-04-21T00:08:13Z</published>
<updated>2008-05-16T00:09:41Z</updated>

<summary>４月のカンボジアのお正月。田舎に里帰りしていたスタッフも職場にすこしづつ戻り始め...</summary>
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４月のカンボジアのお正月。田舎に里帰りしていたスタッフも職場にすこしづつ戻り始めた。

最近のみんなの話題は、やはりあがり続ける物価。米の値段がほぼ３倍から４倍。例年の昇給もそれにあわせて、３倍４倍というわけにはいかないが、一律１０ドルから１５ドルは昇給させることにした。少しは足しになるだろうか。合計すれば４千ドル以上のの給与支払いが増えることになる。決して楽なことではない。でも、研究所のみんなの仕事への熱意をそぐことはできない。
最近のみんなの話題は、やはりあがり続ける物価。米の値段がほぼ３倍から４倍。例年の昇給もそれにあわせて、３倍４倍というわけにはいかないが、一律１０ドルから１５ドルは昇給させることにした。少しは足しになるだろうか。合計すれば４千ドル以上のの給与支払いが増えることになる。決して楽なことではない。でも、研究所のみんなの仕事への熱意をそぐことはできない。

今日は、ひさしぶりに伝統の森で全体ミィーティングをする予定。そんな、みんなの熱意を問うために。この約一月半、わたしは森の桑畑を荒らしに来る水牛と闇夜の中を追いかけっこしてきた。捕獲した水牛は７頭。とぼけて、取り戻しにくる水牛の持ち主に、つぎに侵入してきたら、返さないし殺して食べるからと警告。村の駐在さんにもきてもらい、誓約書にサインをしてもらった。

伝統の森に暮らす、研究所の若い衆たち、彼らと一緒に追いかけっこをしながら気がついたことがある。それは、彼らは兵隊と同じで、号令をかけないと動かない。というよりは動けない。彼ら自身が兵隊の経験があるわけではないが、彼らの父親がそうで、それを見ながら育ってきたのだろう。だから、号令がないと眼の前を水牛が歩いていようと、何もしない。これも、長い内戦の後遺症といえなくもない。

これまで、伝統の森の桑畑は外から侵入してくる水牛や牛に、荒らされ続けてきた。この悪循環を断つためのミィーティングでもある。ＩＫＴＴの伝統の森の住人の一部にこれらの水牛の持ち主とつながっている者もいることがわかってきた、闇夜に紛れて、外に通じる扉を開けている、そんな彼らへの反省も含めての会議。

昨年のこの時期は、森の木を切って売る住人がいた。そして、そんな彼らがいなくなり、今年は水牛に桑の葉を食べさせる住人。伝統の森の、新たなステージに向け更なるステップアップを願いながら、正月も返上して、闇夜の森の中を走ってきた。そんな日々も、これで一段落。このおかげか、森の住人たちへの号令のコツを会得してしまった。
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<title>天寿</title>
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<published>2008-04-08T02:25:32Z</published>
<updated>2008-04-08T02:26:17Z</updated>

<summary>最近、カンボジア政府の省庁の偉い方などにお会いすることが数度あった。 そして、そ...</summary>
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<content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://iktt.esprit-libre.org/">
最近、カンボジア政府の省庁の偉い方などにお会いすることが数度あった。

そして、そのたびに共通してされる質問がある。それは、あなたが死んでしまった後のことは考えているのか、というようなことで。この現在の事業を誰が引き継ぐのか、そして、その準備はできているのか。というようなこと。
さいしょは、何でみんな共通してわたしが死んだら、などと考えるのかと不思議に思った。しかし、あるとき、それがもう６０歳になるわたしに対するカンボジアの人たちの思いやりのようなものなのだということに気がついた。

実は、日本人であればまだ６０歳など働き盛りの真っ只中、といえなくもない。しかし、平均寿命が短いカンボジアの人から見ればわたしの年は、もういつ死んでもおかしくない歳に見えるわけで、そこから出てくる心配のようだった。

研究所で働く人のなかにも、お父さんが亡くなったというときが、そして歳を聞くと、まだわたしより若い場合が意外と多い。

最近も、スタッフのだんなさんが亡くなった。彼は、結核とそれ以外にもいくつかの病気を病んでいた。なくなる数日前に、見舞いに行った、お驚いたことに、もう祭壇の用意がされている。本人も、死が近いことを感じている。

こんな場面に何度かこれまでも出くわしてきた。それは死を受け入れる気持ち。悲壮感ではない。自然なこととして、家族や親戚、友人に見守られながら、人生を全うする。

別の見方をすれば、薬や治療をする経済的な余裕がない、ともいえる。しかし、それさえも受け入れていく人々。多くの年配の女性が、多くは６０歳も過ぎたころに、頭を剃る。それと平行して、お寺に出かける機会が増える。ときには一夜をお寺で過ごすことも。それは、やはりおなじように、自分の死に対する準備ともいえる。

カンボジアで暮らしながら、そんな人々の仕草を垣間見ながら、人が生きること、そして死を迎えることに対しての自分のなかの心が変わっていくことを感じはじめている。

ここしばらく、政府の偉い方々と会う機会をえたのも、じつはこれまでの１０数年から、ＩＫＴＴ，そして伝統の森の事業のこれからの１０年のための準備でもあった。それは、きしくも、わたしが自分の死の準備をしていることと受け取れなくもない。
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<title>「週刊朝日」３月２８日増大号で紹介されました</title>
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<published>2008-04-02T00:01:31Z</published>
<updated>2008-04-02T00:03:06Z</updated>

<summary>３月１８日（火）発売の「週刊朝日」３月２８日増大号のブックコーナー（週刊図書館）...</summary>
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<![CDATA[３月１８日（火）発売の「週刊朝日」３月２８日増大号のブックコーナー（週刊図書館）の「ひと」欄で紹介されました。

▼<a href="http://opendoors.asahi.com/data/detail/9236.shtml">「週刊朝日」３月２８日増大号（の表紙と目次）</a>]]>

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<title>バンコクエアウェイズの機内誌「fah Thai」の３−４月号で紹介されました</title>
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<published>2008-04-01T23:56:56Z</published>
<updated>2008-04-01T23:57:40Z</updated>

<summary>バンコクエアウェイズの機内誌「fah Thai」の３−４月号（March-Apr...</summary>
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バンコクエアウェイズの機内誌「fah Thai」の３−４月号（March-April 2008）で、タイ・ラオス・ベトナムのシルク関係者とともに紹介されました。英語版ではありますが、この春休みにバンコクエアウェイズに搭乗する機会のある方はぜひともご覧ください。

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<title>「蚕まつり」と「ファッションショー」のご案内</title>
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<published>2008-04-01T23:54:03Z</published>
<updated>2008-04-01T23:54:57Z</updated>

<summary>　少々早いアナウンスになりますが、今年の「蚕まつり」についてお知らせしておこうと...</summary>
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<content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://iktt.esprit-libre.org/">
　少々早いアナウンスになりますが、今年の「蚕まつり」についてお知らせしておこうと思います。

　わたしたちＩＫＴＴは、「伝統の森」で、毎年９月の満月の日に「蚕まつり」を行なってきました。ご存知のとおり、わたしたちは、カンボジア伝統の絹織物を制作しています。そして、その絹織物を販売することで、わたしを含め４００人以上の研修生たちの生活が成り立っています。いわば、お蚕さんに「食べさせて」もらっているのです。
　しかし、生糸を取るためには、お蚕さんを繭のまま釜茹でにします。つまり殺生をすることになります。カンボジアでは多くの人たちが敬虔な仏教徒です。仏教徒にとって、殺生はしてはならないことのひとつです。わたしが１３年前、カンポットのタコー村で伝統的養蚕を再開しようとしたときも、村びとのなかから「殺生するのはいや」という声がありました。しかし、わたしは、これは無益な殺生ではないのだ、わたしたち自身がそれで生かされているのだ、と村びとたちに説明したのです。

　２００３年７月、「伝統の森」で養蚕が始まり、はじめて生糸ができたとき、わたしはそのことを思い出しました。そして、わたしたちがこの地でアンコールの神がみに生かされていることに感謝し、さらにはお蚕さんに生かされていることに感謝して、蚕を供養をしようと思い立ちました。古い中国の資料にも、蚕を祭る儀式があったことが記されています。日本やベトナムには、蚕寺があるそうです。養蚕が盛んだったところでは、蚕を祭る習慣があっても不思議ではありません。

　２００４年から伝統の森の村で、９月の満月の日に「蚕まつり」を催すことにしました。午前中は、お蚕さんを供養する儀式を行ない、ＩＫＴＴの研修生全員で昼食をとります。食事の準備もみんなで分担して行ないます。食事のあとは、青空ディスコで盛り上がるのが定番となりました。

　今年は、９月１５日がその満月の日です。



　さらに今年は、その前夜祭として「伝統の森」でファッションショーを９月１４日の夜、伝統の森で開催しようと考えています。

　これまでカンボジアシルクフォーラムという団体の主催で、シエムリアップのグランドホテルを会場にして、アンコールシルクフェアが開催されてきました。カンボジアシルクフォーラムというのは、カンボジア国内のシルクに関係する団体（養蚕を支援するＮＧＯから、絹織物を制作販売する会社、テキスタイルデザイナー、そしてアンティークシルクを販売するショップなど）によって設立された、カンボジアシルクのプロモーションを行なう団体です。そして、シルクフェアのメインイベントともいえるのがファッションショーでした。ＩＫＴＴも、２回目以降、このファッションショーに参加してきました。プロのモデルではなく、その基本にあるのは「自分たちが織り上げた布を自分たちでまとって、ステージに立つ」ということです。自分たちの作っているものは、こんなにもすばらしいものなのだということを、ＩＫＴＴのひとりひとりにも理解してほしいからです。

　しかし、４回まで続いたアンコールシルクフェアのファッションショーも今年の２００８年は開催できずにいます。シルクフォーラムのメンバーの足並みが乱れてきたことが原因です。そこで今年は、ＩＫＴＴだけで独自にファッションショーを開催しようと考えているというわけです。



　みまさま、「伝統の森」の蚕まつりに、そして「伝統の森」のファッションショーにぜひともお越しください。 お待ちしております。
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<title>カンボジア正月のお知らせ</title>
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<published>2008-04-01T23:51:26Z</published>
<updated>2008-04-01T23:52:32Z</updated>

<summary>４月の１３日から１６日の間は、カンボジアの正月休みにあたるため、ショップのみの営...</summary>
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４月の１３日から１６日の間は、カンボジアの正月休みにあたるため、ショップのみの営業とさせていただきます。申し訳ございませんが、工房はお休みです。

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<title>水牛の親子</title>
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<published>2008-03-23T23:55:24Z</published>
<updated>2008-05-13T00:01:22Z</updated>

<summary>　これまでも「伝統の森」の野菜畑は、ほかから入ってくる水牛や牛に食べられたことが...</summary>
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　これまでも「伝統の森」の野菜畑は、ほかから入ってくる水牛や牛に食べられたことがある。以前は、全体を囲う柵が不十分だったこともあり入られていた。しかし、囲いも十分にしてもなおかつ、水牛は闇にまぎれて野菜畑に。せっかく育ち始めていたトウモロコシの畑は全滅。隣の長豆の棚も少し荒らされた。
　その被害に耐えかね、やってくる水牛を捕獲することにした。ロープを準備、そして竹棒を手に、手に。夜の７時、野菜畑に集まった伝統の森の若い衆、２５人ほど。しばらくして、昨夜食べ残した長豆を狙い、水牛がふたたびやってきた。「伝統の森」の畑はまだ１ヘクタール、残りの３ヘクタールは森のような雑木林。そこに逃げ込む水牛たち。やっと、まだ生まれたばかりの子どもの水牛を捕獲。それを林のそばに繋ぎ、また、待つこと３０分、お母さん水牛が子どもを捜してやってきた。

　これは大きい。若い衆それぞれが、水牛の逃げるほうに向かい、走る。逆走、追い。その繰り返しの中で、最初のロープが足に。綱引き。５人ほどの若者の力でも勝てない。林に逃げ込もうとする水牛。次のロープが首に。別のグループは反対側に回り込み、水牛を森から畑のほうに。数十分のやり取りの末に、角に最後のロープがかかり、押さえ込むことができた。その横に子どもの水牛をつれてきてやると、お母さん水牛は突然、激しさをなくし、子どもを見やる風に。そして、おとなしく工芸村地域に引かれていく親子の水牛。

　翌日、村の駐在さんに、畑を荒らした水牛を捕獲したことを連絡。

　それから数日して、持ち主が姿を現した。彼いわく、水牛が逃げたので、自分は知らないのだという。それはないよ。村の掟で、水牛の持ち主は畑の損害分を支払わなければならないはず。しかし、彼は渋る。だが、わたしたちも譲るわけにはいかない。再発を防ぐ意味もあるし、他の水牛の持ち主に対する警告の意味もある。

　村の駐在さんを挟んでしばらくのやり取りの末に持ち主は４万リエル（５ドル）を、伝統の森の村長さんのトオルは２０ドルを要求。しばらくのやり取りの末、１０ドルに話がつく。

　まだ、ほとんど野菜作りがされていない農村地帯で、野放し状態の水牛たち。とくに乾期には、えさを求めて他人の畑に平気で水牛を放す農民たち。まだこれからも、この問題はつづく。

　幸い、水牛の捕獲の夜は十三夜。月夜の明かりがあり、捕獲もしやすかった。伝統の森の夜中に、闇の中を走り、水牛と追いかけっこ。これも、森での一夜。
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<title>ＤＣカード・ＵＦＪカード会員情報誌（３月号）で紹介されました</title>
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<published>2008-03-08T02:41:34Z</published>
<updated>2008-04-08T02:42:29Z</updated>

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　ＤＣカードの会員情報誌「GRAN」３月号、ならびにＵＦＪカード会員誌「UFJ Card Magazine」３月号が「シェムリアップ、遺跡の街へ」という特集を組んでいます（どちらも記事内容は同じとのこと）。このなかで、ＩＫＴＴについて見開きを使って取り上げられています。


　別のページでは、カンボジアのコショウを使った料理のレシピも載っていました。かつてカンボジアのコショウは、香りの高い、たいへん質のよいものが生産されていました。それを復活すべく、日本人の倉田浩伸さんがプノンペンで会社を立ち上げ、スラエアンバルでコショウ栽培に取り組んでいます。ＩＫＴＴのショップでも販売している粒コショウが、このクラタペッパーのコショウです。

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<title>読売新聞（３月４日朝刊）の「顔」欄で紹介されました</title>
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<published>2008-03-04T02:33:17Z</published>
<updated>2008-04-08T02:38:48Z</updated>

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３月４日の読売新聞（朝刊）の「顔」欄で紹介されました。

「滅びかけたクメールかすりを再生した西陣友禅職人」、もうひとつの見出しには「布が私を呼んでいた」とあります。



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<title>パリでのエキシビションのご案内</title>
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<published>2008-02-18T03:53:03Z</published>
<updated>2008-02-18T03:54:35Z</updated>

<summary>フランスの旅行会社アジア・ボヤージが主催するギャラリー「エスパスアジア」で、エキシビジョンが行なわれています。</summary>
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フランスの旅行会社アジア・ボヤージが主催するギャラリー「エスパスアジア」で、エキシビジョンが行なわれています。
<![CDATA[会場は、ノートルダム寺院のすぐそばで、会場からも寺院が望めます。会期は３月２９日までの８週間です。

営業時間は、平日は９時から１８時３０分まで、土曜日は１０時から１３時と、１４時から１７時までです。

５月の後半からは、リヨンに会場を移す予定です。ぜひ、皆様のお知り合いなどいらっしゃいましたら、ご案内していただければ幸いです。


<strong>L'ESPACE ASIA / ASIA VOYAGES</strong>
address: 1, Rue Dante, 75005 Paris,
phone: 0033(0) 1 44 41 50 10]]>
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<title>『カンボジア絹絣の世界』をご紹介いただきました</title>
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<published>2008-02-18T03:50:14Z</published>
<updated>2008-02-18T03:51:23Z</updated>

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<![CDATA[インターネット新聞ＪａｎＪａｎ２月４日付の編集便り（編集委員時評）で、「カンボジアの手仕事の森をよみがえらせる」と題して『カンボジア絹絣の世界』が紹介されています。

編集委員の山本眞人さんには、以前にもインターネット新聞ＪａｎＪａｎで「カンボジア染織の『復興支援』」と題する連載記事を掲載していただきました。山本さん、ありがとうございます。

<a href="http://www.news.janjan.jp/editor/0802/0802040157/1.php">▼インターネット新聞ＪａｎＪａｎ（２月４日付の編集便り）</a>
]]>

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<title>茶房・高円寺書林　『カンボジア絹絣の世界』出版記念サイン会のお知らせ</title>
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<published>2008-02-14T10:39:04Z</published>
<updated>2008-02-14T10:40:14Z</updated>

<summary>茶房・高円寺書林さんのご厚意により、以下のとおり、『カンボジア絹絣の世界』の出版...</summary>
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茶房・高円寺書林さんのご厚意により、以下のとおり、『カンボジア絹絣の世界』の出版記念サイン会を開催させていただきます。
【サイン会・高円寺　at茶房・高円寺書林】
日時：２月２４日（日）午後１時より（約１時間）
会場：茶房・高円寺書林（03-6768-2412）
住所：杉並区高円寺北3-24-2
（高円寺北口歩４分、純情商店街アーチを入り北進、
つきあたって左折、庚申通りを北へ、
レンタルショップドラマを左折すぐ）
会場ＵＲＬ：http://www.geocities.jp/fuzainoisu/shorin.top.html

※会場には、IKTTで行なわれている作業の様子（桑の苗を植え、養蚕をし、生糸を引き、それを括り、染めて、絣の布に織り上げるまでの工程を、カラー写真でご紹介する資料なども用意しました。
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